「ティファニーのような朝食を」バイエルン王室御用達ダルマイヤーの素敵な朝ごはん
アメリカのトルーマン・カポーティが書いた「ティファニーで朝食を」という小説は1961年にオードリー・ヘプバーン主演で映画化されました。オードリー・ヘプバーンが5番街にある高級宝石店「ティファニー」のウインドウを眺めつつパンとコーヒーを手にして、朝食を取るシーンはあまりにも有名です。そんな、ちょっとお洒落でロマンチックな気分にひたれる場所を見つけました。

大正期・大阪ビルヂング時代の装飾を流用し精巧でレトロな作りの外観を保存しています。
大正14年。当時を偲ばせるロマンチックなダイビル本館
大阪・中之島にあるダイビル本館は平成23年にリニューアルオープンしました。ダイビルの歴史は古く、大阪商船(現・商船三井)の本社ビルとして大正14年に竣工しています。93年前にできたこのビルは当時としては珍しい8階建て、西日本一の規模をもつ先端ビルだったのです。

アールデコ風の直線と幾何学模様を多用したデザインのダイビル玄関にあるアトリウム。
また、本館最上階の西半分を使い、在館者のための社交の場として「大ビル倶楽部」が設立されました。重厚で気品のある内装や調度品が揃う大ビル倶楽部には特別食堂やビリヤード室、読書室なども用意され優雅な邸宅のような雰囲気を醸し出していたそうです。現在、その大ビル倶楽部の一部が新しいダイビルの1階に再現されています。

天井の照明器具もアーティスティックで見ていて楽しい!!
新たに出来た「ダイビルサロン」は誰でも自由に見学することができます。当時を偲ばせる斬新でレトロなデザインの数々は、ここを心休まるエレガントな空間にしています。

ダイビルサロンは大阪ビルヂング時代の装飾の保存館としての機能も持っています。
まるで映画のワンシーンのような時間が過ごせる
ダイビルサロンを出ると、小さな3つのショーウィンドウが目に入ります。オードリー・ヘップバーンが映画の中で眺めたショーウィンドウさながらです。

「ティファニーで朝食を」を思いださせるダルマイヤーのショーウィンドウ・ディスプレイ。
中身は高級アクセサリーではなく、珈琲や紅茶の美しい箱や缶、クッキーやチョコレートのパッケージが上品にディスプレイされています。気分はすっかり「ティファニーで朝食を」ですね。

ショーウィンドウの並びにはフラッグショップ&カフェの入口が。一見敷居が高い感じ。
ドイツ・バイエルン王室御用達のデリカテッセン「ダルマイヤー」のスペシャルモーニングセット
そのショーウィンドウを管理しているのはデリカテッセン「ダルマイヤー」です。ドイツ・ミュンヘンにあるダルマイヤーは「ヨーロッパ屈指の一流デリカテッセン」として名をはせている知る人ぞ知る名店です。

世界中でその名を知られる高級デリカテッセン「ダルマイヤー」。ここが日本の基幹店です。
300年の歴史があり、古くはバイエルン王室の御用達だったこともあるのです。そのダルマイヤーの日本初となるフラッグショップ&カフェがこの「ダイビル本館店」なのです。こだわりの珈琲や紅茶、チョコレートドリンク、ドイツビールなどバラエティーにとんだビバレッジが楽しめます。

シャンデリアが上品で豪華な印象を与えます。お昼近いエアポケットのような時間で閑散。

グラスやナフキン、カトラリーにも「Dallmayr」の文字が入っています。
中でもおすすめは『スペシャルモーニングメニュー』です。開店時間から午前11時までの限定セットです。特におすすめするのはオムレツです。プレーンオムレツではなく中に野菜など色々な具材が入っています。

「フライッシュケーゼ入り野菜のオムレツ」独特の味にすっかりトリコになりました。
初め食べた瞬間は「この独特の風味はいったいなんだろう??」と首をひねっていました。理由を知りたくて、我慢できなかったのでお店の人に尋ねてみました。すると、この旨味は細かく刻んである「フライッシュケーゼ」というソーセージなのだそうです。

これがフライッシュケーゼ。小さなサイノメ状に切ったソーセージが良い味を出しています。
腸詰めにせず型に入れて焼き上げたソーセージで、抜群のアクセントになっています。普通、手に入れるにはドイツからの輸入となるのですが、このお店では和歌山でソーセージを手作りしいているシンドラー・ヴェルナーさんというドイツ人の方から特別に分けていただいているのだとか。

「リンゴとサワークリームのパンケーキ」。こちらは特製ローズヒップティのシロップで。
レッサーパンダはちょっとズルをして、午前11時ぎりぎりにお店に入りひとあし早いランチとしていただきました。
日常を忘れるひと時。映画の主人公になりたい時はぜひどうぞ
ダイビルの重厚な内装やインテリアを鑑賞し、ダルマイヤーで朝食を食べ、ショッピングをする・・・ひと時、煩雑な日常の諸々を忘れてしまいます。

紅茶だけでなく、希少な珈琲(シングルオリジン)の品数の多さは感激ものです!!さすが!
ちょっと言い過ぎかもしれませんが、何だか自分が映画のワンシーンに入り込んだような気分になれます。レッサーパンダは決して自己愛が強い者ではありませんが、何だか自分と言う人間がとても価値ある存在に思えてきます。あなたも是非、体験してみてください。とても手軽にお手頃に明日の元気が手に入りますよ!!今日は中之島のダイビルにあるダルマイヤーの朝食のお話でした。それでは、またね。
Dallmayr Café and Shop ダルマイヤー カフェ&ショップ
住所:〒530-0005大阪市北区中之島3-6-32ダイビル本館1F
アクセス:京阪中之島線「渡辺橋駅」徒歩1分(地下直結)
TEL 06-6479-0202
営業時間:平日 8:00~18:00 土日祝 10:00~19:00 不定休
※本日のお料理は
「フライッシュケーゼ入り野菜のオムレツ」、「リンゴとサワークリームのパンケーキ」どちらもダルマイヤー特製のお飲み物がセットで950円(税別)とたいへんお得。土日祝の限定モーニングなのでご注意を。
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