歌姫ってこんな人のことでした。絢香コンサート30 y/o Tour 2018-2019
レッサーパンダです。少し前になりますが、テレビの番組で「昭和・平成の歌姫」というような番組をやっていました。昔から「歌姫って、よくわけわからん??」と思っていました。番組を見ると「人気があり沢山のレコードやCDを売った女性歌手」のことを指しているようです。古くは「美空ひばり」や「雪村いづみ」、最近では「浜崎あゆみ」や「宇多田ヒカル」、「安室奈美恵」なんかがそうみたいです。それなら、この人もきっとそう!!という女性歌手の歌を聴きに大阪・中之島のフェスティバルホールに出かけました。
初めての絢香コンサートでわくわく体験
出かけたのは「絢香」のコンサートです。実はレッサーパンダは絢香のコンサートは初めてです。もう古い曲になりますが、「三日月」という曲が好きでよく聴いていました。
もう、12年も前の曲なのですね。そうそう、今回のコンサートツアーは絢香の30歳になった節目のコンサートなのです。何だか月日の流れを感じてしまいますね。このコンサートツアーは昨年の秋から続いていて2回目のフェスティバルホールとのことでした。彼女は大阪の守口市の出身で「大阪が一番ほっとする」みたいです。てっきり関東の人かと思っていました。
まさに「老若男女」!ファン層の厚さにびっくり!!
フェスティバルホールは座席数2700席。最近のドームほど(何万人も)観客は入れませんが、しっかり音楽を聴かせる専用ホールとしては関西で一番ではないかと思います。そのホールが平日にも関わらず満席でした。何より驚いたのはファン層の厚さです。絢香が歌の合間にお客さんの年代を聞くのです。下は10代から最高齢はなんと80代後半です。ファン層の中心が50代、60代というのもビックリでした。まさに「老若男女」が集うコンサートなのです。
抜群の歌唱力と親しみやすいパーソナリティーでファンを魅了
当日の選曲はニューアルバム「30 y/o」(サーティー・イヤー・オールドってそのままやんか!!)からの曲を中心にレッサーパンダが大好きな「三日月」も歌ってくれました。 三日月を聴いていて思いました。若い頃の伸びやかな声も良かったのですが、30歳を迎えて何だか女性としての深みと奥行きが加わった歌声が素敵です。ザラリとした感触が肌に残りそうなハスキーボイスからピンと張りつめたシルクのようなファルセットまで・・・本当に聴かせます。でも、持前の明るいキャラクターとウィットにとんだ楽しいトークがコンサート全体を軽やかな感じにまとめています。「ニューアルバム中心で知らない曲ばかりかな?」と思っていましたが、心配ご無用。NHKの朝の連続テレビ小説『花子とアン』の主題歌「にじいろ」やテレビのCMソング「Have fun!! 」など、これみんな絢香の曲だったのですね。聞き覚えのある曲が次々と披露されて大満足でした。こういう人を「歌姫」って言うのだなと、心から納得してしまいました。
また、ぜひ行きたい歌姫のコンサート
長いコンサートツアーの折り返しも過ぎ、確かに少々お疲れモードの絢香でしたが、それでも、きっちりアンコールを2曲。最後まで「走りぬける」ような勢いのあるコンサートでした。それに、レッサーパンダにとって魅力的に思えたのはバックを支えるミュージシャンたちです。ピアノ、ギター、パーカッション&ドラム、チェロとアコースティックのバンド編成なのですが、一流ぞろいで聴かせます。特にチェロが良い味だしていました。本当に魅力的な絢香のコンサート。
ぜひ、機会があれば、また足を運びたいと思います。それでは、またね。
当日の楽曲はこんな感じ(これから行く人、ゴメンナサ~イ)
1)カラフル
2)ネオンライト
3)おかえり
4)コトノハ
5)あいことば
6)センチメント
7)幻想曲
8)三日月
9)ハートアップ
10)パマラ
11)Woman
12)ディジー
13)にじいろ
14)365
アンコール
15)Have fun !!
16)サクラ
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