誰でも描ける!アクリル絵画の優しい手ほどき・その2
今回はアクリル画制作の第二回目です。実際に制作作業を始めていきたいと思います。
まずは制作のための画材集めからです。
М先生のアドバイスを受けてアクリル画制作のための画材を揃えます。まずはキャンバスです。当然ですがキャンバスの大きさが作品の大きさを決めます。やっぱり大きな作品を作ってみたいという気持ちが前面に出てしまうのですが、そこをグッと抑えて、まずは4号(333mm×242mm)のお手軽サイズから始めることにしました。後は絵具と絵筆、ペーパーパレット、ペインティング・メディウム、ジェッソ(白色地塗り剤)などを揃えました。そうそう、最後にパレットナイフもプラスチック製の安い物を1本買いました。絵筆はアクリル画にはあまり高い物は良くないそうです。動物性の毛ではなくて(筆先がすぐ傷む)樹脂製の物が良いそうです。
描きだすまでに、まず最初にやるべきこと。
さあ、それでは実際に絵を描いていくわけですが、最初にやっておくべきことがあります。
それは、「キャンバスの地塗り」です。先に書いたジェッソという白い絵具のような薬剤をキャンバスに丁寧に塗っていきます。これは
- キャンバスの生成りの色を白くする
- アクリル絵具のキャンバスへの定着を良くする。
- アクリル絵具の発色を良くする。
などの意味があるそうです。
レッサーパンダはあまり器用ではないのですが、時間をかけて丁寧に丁寧に塗っていきました。この時の注意はジェッソを水で溶いたり、薄めたりしないことです。綺麗に塗り終わったキャンバスはドライヤーを使いしっかり乾かしていきます。手にべたべたつかないように十分乾かしたらOK。
それでは、いよいよ絵を描いていき来ます。
ここまで出来たら、いよいよ下絵を描いていきます。レッサーパンダはアクリル画でこれから何を描こうかと色々と考えていたのですが、ちょっとしたテーマを思いつきました。これまでデジタルで描いた作品を、もう一度、アナログ作品に描きなおしたいと思いつきました。これまでプリンターの大きさの都合でA4サイズや大きくてもA3サイズぐらいまでしか描けなかったのですが、それをもう少し大きな作品に描きなおしたいと思います。いきなりテーマ作品作りに取りかかってもよかったのですが、本格的に作品作りをはじめるまでに、少々トレーニングを重ねたいと思います。今年の夏に岐阜へ旅行をしましたが、今回は、その時撮った写真の模写からはじめたいと思います。(模写とは複製法の一種で、絵画や書などをオリジナル作品や写真に倣って写すことです。)
作品の下絵描きは水彩用色鉛筆を使っています。
下絵を描くのは鉛筆など書き損じてもよい筆記具で描いていきます。別にペンやマーカーなどその人の好みで画材は決めても良いと思いますが、やはり慣れてないレッサーパンダは鉛筆派です。М先生のおすすめは水彩用色鉛筆(描いた当初は色鉛筆ですが、その上から水を塗ると水彩画になるという物)です。
理由は書き損じても消しゴムや水を付けた布で拭き取れば消せるからだそうです。
レッサーパンダは約1時間半かけて岐阜の風景を模写しました。しばらくは、模写で修行を積んでコツがわかりだしたら作品をイメージしていきたいと思います。
次はアクリル絵具を使って実際に色を付けていきたいと思います。頑張ります! それでは今日はこのへんで、またね。
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