今年4月に開業した「名古屋JRゲートタワーホテル」に泊まってみました。
車や下着、靴や家、なんでも新しい物は気持ちのいいものです。旅先のホテルも同じです。やはり新しい物には、それなりに良い所が沢山あって後発の強みを感じます。今回、名古屋で一泊することになったのですが、新しいホテルに泊まってみました。「名古屋JRゲートタワーホテル」という名前のとおりJR名古屋駅から2分という駅近のホテルです。
レッサーパンダの親孝行。数十年ぶりに母親と二人で泊まった贅沢シティーホテル。
実は名古屋で入院していた弟が、とうとう手術をすることになり、その付き添いのために名古屋で泊まることになりました。おかげさまで手術自体は内視鏡で済む程度の比較的軽い手術です。両親が揃って名古屋に来たがったのですが、またもや父親が体調を崩してしまい、母親との二人旅となりました。色々考えたのですが、高齢の母親が少しでも楽に移動できるように駅から近いこのホテルに決めました。開業してまだ間もない高級ホテルなのですが、今回は親孝行のつもりで思い切って高いホテルに宿泊することにしました。
予想以上に良くできたシティーリゾートです。
このホテルが入っている「ゲートタワー」は、隣にある「タワーズ」という商業施設やマリオットホテルの入った高層ビルと対になる建物です。地下1階から8階までが高島屋、9~11階が物販店、12階~13階がレストラン街になります。ホテルは15階から24階です(その上はオフィッスゾーン)。
落ち着いた雰囲気のエントランスやロビーは天井が高くて、あちこちにアーティスティックな装飾が施されています。一歩足を踏み入れると日常を忘れさせてくれるシティーリゾートです。
さすが最新のホテル、細かな気配りで「スキ無し」です。
レッサーパンダたちが泊まった客室は22階、広さ28㎡のスーペリアルツインでした。幅の広いベッド(120cm)を設置しても部屋にゆとりがあります。足元60cmから天井までの大きな窓の横には上品なカウチがあり、母親は窓越しに見える景色がとても気に入ったようでした。
部屋のテレビや照明の操作など室内に設置されたiPadで一元管理できインターネットもこれで見ることができます。こんな所が新しいホテルを感じさせますね。
シャワーブース一体型の広い浴槽はポイント高いですね。
最近の新しいホテルを見ていて「進化したなぁ」と思うものの一つにバスルームやパウダースペースがります。このホテルも体をゆったり伸ばせる浴槽が備え付けられており、同じぐらいの広いシャワースペースが設けられています。前面ガラス張りでバスルーム全体がシャワーブースになっています。
日本人がホテルを利用する時の弱点は、何といってもお風呂です。ホテルで落着けない理由の1番はお風呂の使い勝手でしょう。このホテルは上手に問題解決しているようです。また、パウダースペースも洒落ていて、アメニティーも充実していました。
レッサーパンダは使いませんでしたがPOLAの洗顔セットも用意されており女子には点数高いのでしょうね。
翌朝、ホテルこだわりの朝食もたいへん魅力的。
今回は朝食付きの宿泊プランで予約をしました。ホテルの朝食は毎回とても楽しみです。15階にあるレストラン「THE GATEHOUSE」でバイキングスタイルの朝食をいただきました。落ち着いた店内には、けっこう外国人のビジネス・ゲストが多く、母親は「外国に来ているみたい」とつぶやいておりました。「そう、ここは非日常空間なのですよ、おっかさん!」
このレストランの朝食で是非ご紹介したいのが「玉子サンド」です。魅力的な料理はたくさんあったのですが、レッサーパンダは、この玉子サンドが一番気に入りました。普通は卵焼きを食パンで挟んでいるのですが、ここのサンドイッチは何やら焼いていない風なのです。あんまり気になったので通りかかったウェイターさんに聞いてみました。すると「よくぞ聞いてくれました!」といわんばかり。実はこの玉子サンド、名古屋コーチンの黄身だけを取り出し、オリジナルのマヨネーズと和えて低温で固めたものだそうです。
濃厚でありながら上品なこの味は、やっぱり手間がかかっているのでした。納得です。そんなわけで、親子二人してよく眠り、良く食べて(可笑しな良い方ですが)元気いっぱいで病院に向かいました。今日は今年の4月に開業したばかりの「名古屋JRゲートタワー」に泊まった感想を書いてみました。それでは、またね。
名古屋JRゲートタワーホテル
住所:〒450-6660 名古屋市中村区名駅一丁目1番3号
TEL:052―566-2111
※今回、レッサーパンダはBooking.comで予約をいれました。2名1室で23,800円(朝食付き)です。案外、賢く泊まれました。