御金神社で金運アップ!・願いが叶う京都の寺社仏閣(その2)
願いが叶う京都の神社「その2」です。今回は京都市中京区にある「御金神社」(みかねじんじゃ)のお話です。その名のとおり、ここは全国でも珍しい金運が上がる神社として有名です。
大行列!お正月に行ってみて驚きました。
この神社はレッサーパンダにとっては馴染みの神社で、もう何度も訪れています。地下鉄・二条城駅から徒歩5分ほど、御池通と垂直に交わる西洞院通沿いにあります。京都市内の住宅街で、まわりにはマンションが多く、飲食店も散見されます。今回は初めてお正月・1月3日に出かけたのですが、行ってみて驚きました。
なんと、なんと大行列なのです。堀川方面から西洞院通の角まで50mほどの行列、そこから西洞院通沿いに神社まで約80m並びます。警備員まで出て大変なことになっていました。結局、寒風吹きすさぶ中、お参りまでに1時間20分列に並ぶことになりました。最後には雪は降りだすし、お腹は空くしでそれはもう大変でした。
御金神社とはどういう神社なのか?
奥行き20m、幅15m足らずの本当に小さな神社です。祭られているのは金山毘古神(かねやまひこのかみ・日本の国造り神話の伊邪那岐(いざなぎ)・伊邪那美(いざなみ)の皇子)です。金山毘古神は鉱山・鉱物の神様で、金属全般(剣、刀、鏡、鋤、鍬など)にご利益を与えてくださるそうです。
それが転じて金属→「お金」→「御金」となったのでしょう。昔は京都に住む人しか知らないような神社だったのですが、1980年代のバブルの頃から金融関係者や株の取引をする人たちが頻繁に足を運び有名になりました。最近では本来の農機具製造、刃物、刀剣などの金属製品作りに関する御祈願よりも、金運アップを願う人が多いようで、宝くじの当選や資産運用などを祈願に参拝する人が猛烈に増えています。2006年には「金ぴかの鳥居」まで建ってしまいました。
銀杏の形をした大量の絵馬がすごい
この神社の絵馬は銀杏の形をしています。境内にあるご神木の銀杏から模したようですね。境内の一角には絵馬を吊るす場所があるのですが、吊るされている絵馬の数に圧倒されます。
見ていくと「宝くじの先取り絵馬」が多いようです。「宝くじ高額当選ありがとうございます。」と当たる前から(当選する前提で)お礼を言ってしまうタイプです。我家の双子パンダも熱心に絵馬を書いていましたが、せっかく金運アップの神社なのに、ちょっとピントがはずれているような・・・欲のない話です(笑)
「手水舎」でお金を洗いお守りがわりに
社殿に向かって左手「手水舎」があります。本来は参拝前のみそぎとして手を洗うための場所なのですが、多くの人はそこで自分の御金を洗います。
洗ったお金は使わずに財布やカバン、ポーチなどにしのばせて持ち歩くとご利益があり金運が上がるそうです。今年は初めて1000円札を洗ってみました。
お金持ちになりたいなら、こうお祈りしましょう
絵馬を見ていると「お金持ちになれますように」とか「宝くじ1億円あたりますように」などという願掛けが多いようです。でも、いくら願をかけても宝くじの当選本数には限りがありますよね。では、御金神社でどうお祈りするのが正しいのか。レッサーパンはいつもこうお祈りしています。『御金神社様、御金神社様、レッサーパンダは一生懸命働いてお金を貯めますので、そのお金が減らないようにお願いします。無駄遣いの悪い虫が出ませんように』節約、浪費防止を祈願するのがベストです。これなら宝くじが外れてご利益ないなと、がっかりすることもありませんのでね。帰りは地下鉄ひと駅分歩いて、以前、ご紹介した「串くら」で鶏料理を食べて帰りました。早速、節約実践です。
今日は金運アップにご利益のある「御金神社」のお話でした。それでは、また。
御金神社へのアクセス
住所:京都市中京区西洞院押小路下ル押西洞院町618
拝観時間:特に決まりはないようです。 拝観料:無料
TEL:075-222-2062
交通:京都市営地下鉄東西線「二条城」駅下車 徒歩約5分
市バス「堀川御池」下車 徒歩約5分