かき氷で有名な「二條若狭屋」の茶寮は冬でも人気!
レッサーパンダです。まだまだ寒い日が続きますね。特に今年の冬は雪の日も多く、天気の悪い日は気も晴れません。なんとなく気持ちが沈みがちです。そんな時は甘い物を積極的に食べてβ-エンドルフィン(多幸感を出す脳内物質)をしっかり分泌すると良いのです。出来れば穏やかな甘さの和スイーツがベストです。というわけで今回は二條若狭屋という和菓子屋さんの和風スイーツのお話です。
![二條若狭屋 二條若狭屋という菓子司の2階に和カフェがあります。](https://i0.wp.com/tyairopanda.com/wp-content/uploads/2018/02/a519a541497e63c8a386c8fca95ed80b.jpg?resize=450%2C600)
二條若狭屋という菓子司の2階に和カフェがあります。
教えてもらった「小さな絵画展」会場側の和菓子店・茶寮
先日、開催された「小さな絵画展」の会場で友人から「近くに有名な和菓子店の茶寮があるよ。寄ってみたら。」と教えられました。展覧会の会場となっていた雑貨店「パラルシルセ」から歩いて3分、場所は二條寺町です。お店は比較的新しいのですが、格子柄の落ち着いた老舗らしい雰囲気。
![二條若狭屋 暖簾 入口には、いかにも和菓子屋さんらしい雰囲気の暖簾がかかります。](https://i0.wp.com/tyairopanda.com/wp-content/uploads/2018/02/b523884e32352d2dc72cf8c0a58a266b.jpg?resize=454%2C600)
入口には、いかにも和菓子屋さんらしい雰囲気の暖簾がかかります。
老舗と呼んだのは、このお店、四代・100年続く和菓子の有名店なのです。古くから愛されている和三盆を使った干菓子や竹筒に入った水羊羹などが人気で、お店の1階が売り場になっています。
![二條若狭屋 1階店舗 様々なお茶請けの和菓子。三盆糖を使った干菓子も魅力的です。](https://i0.wp.com/tyairopanda.com/wp-content/uploads/2018/02/ae2eb9a3529cd93e6f7224df63098320.jpg?resize=454%2C600)
様々なお茶請けの和菓子。三盆糖を使った干菓子も魅力的です。
品揃えの豊富な季節の菓子を見ているだけでも楽しいのですが、今日の目的は2階の茶寮です。
![2階 掛け軸 2階の茶寮に続く階段を上がると、喫茶の掛け軸がかかっています。](https://i0.wp.com/tyairopanda.com/wp-content/uploads/2018/02/7da1772c80591d5b22aacbcdd59a2156.jpg?resize=454%2C600)
2階の茶寮に続く階段を上がると、喫茶の掛け軸がかかっています。
かき氷だけではない、二條若狭屋の冬の和スイーツ
実は、この店の茶寮を有名にしたのは「かき氷」なのです。5種類のシロップが楽しめる「彩雲」(さいうん)という「かき氷」が大人気で、果物を煮詰めたシロップや黒糖など贅沢な味のバリエーションが楽しめるようです。この店は真冬でも「かき氷」が食べられて生姜を使った物やフランス産の高級チョコレートを使った物など冬季限定の「かき氷」まであるのです。「かき氷」好きにはたまらないお店なのです。
![「ふく栗」と「やき栗」 料理の前にお店て売っている菓子が出され得した気分。右が「ふく栗」、左が「やき栗」。](https://i0.wp.com/tyairopanda.com/wp-content/uploads/2018/02/42e31864c48fb9993a2d0f1b36957f56.jpg?resize=600%2C450)
料理の前にお店て売っている菓子が出され得した気分。右が「ふく栗」、左が「やき栗」。
『でも、さすがに真冬に「かき氷」はちょっと』というわけで、今回は「かき氷」はパス。レッサーパンダは定番の「あんみつ」、一緒に行ってくれた相棒は「宇治善哉」を注文しました。
![宇治善哉 綺麗な塗りの器に入った「宇治善哉」。熱いお茶とお口休めの佃煮が添えられます。](https://i0.wp.com/tyairopanda.com/wp-content/uploads/2018/02/bd1120435ae87ee163d3028221c70a5a.jpg?resize=600%2C450)
綺麗な塗りの器に入った「宇治善哉」。熱いお茶とお口休めの佃煮が添えられます。
![宇治善哉 器を開けるとお茶の良い香りが・・・。大きめの白玉と宇治抹茶のコントラストが面白い。](https://i0.wp.com/tyairopanda.com/wp-content/uploads/2018/02/bde079a26cc8c48d40bbc42105a934bf.jpg?resize=600%2C450)
器を開けるとお茶の良い香りが・・・。大きめの白玉と宇治抹茶のコントラストが面白い。
大きな栗が入った「あんみつ」も、宇治抹茶と大きな白玉が入った善哉も上品な甘さです。心癒され気持ちが落ち着きます。
![二條若狭屋の「あんみつ」 大きなコロコロとした和栗は食べ応えあり。甘すぎない餡もいい感じです。](https://i0.wp.com/tyairopanda.com/wp-content/uploads/2018/02/73d1d65e1cff2c4e3653d8f1ada7cadd.jpg?resize=600%2C450)
大きなコロコロとした和栗は食べ応えあり。甘すぎない餡もいい感じです。
周りの席をチラチラ見ると、温めた白玉に温かい餡やきな粉と食べる「観月白玉」、湯気が立ち上っている「粟ぜんざい」などをふうふう言いながら召し上がっている奥様方がいらっしゃり、本当に美味しそうでした。さすが老舗菓子司の茶寮、冬のメニューにも隙がありません。心も体も温かくなって大変満足!お店をあとにしました。
![二條若狭屋 2階店内 若者のグループから年配のカップルまで、若狭屋の支持層の幅は広いようです。](https://i0.wp.com/tyairopanda.com/wp-content/uploads/2018/02/2150a25e3cac23c88b703bb6ec39d8ec.jpg?resize=600%2C450)
若者のグループから年配のカップルまで、若狭屋の支持層の幅は広いようです。
次は夏に「絶品かき氷」を堪能しいたいのです!
本当に偶然なのですが、その翌々日に会社の同僚と話をしていたら「二條若狭屋に行ってかき氷食べたよ!」という人がいました。「あんみつ氷」というのを食べたらしく、餡や寒天、黒豆などが入っていたそうです。それは、それは美味しかったそうです。そんな話を聞いたら夏を待って、もう一度行くしかありません。今年の夏は「絶品かき氷」がレッサーパンダのスケジュールに入りました。今から楽しみです。今日は老舗の菓子司「二條若狭屋」の大満足・和スイーツのお話でした。それでは、またね。
二條若狭屋 寺町店
住所:京都市中京区寺町通二条下ル榎木町67
営業時間:9時~18時(茶房は10時~17時)水曜定休
TEL:075-256-2280料
料金:宇治善哉、粟ぜんざい、あんみつ、寺町ショコラ、生姜氷、各1000円(税別)