祇園「インザスープ in the Soup.」は肉好き女子が集まる噂さのビストロダイニング
「今週は本当に忙しい1週間だったので、ちょっとお疲れ気味かも・・・」そんな時、あなたはどんな方法で元気を取り戻していますか?美味しい物を食べて元気をだすという人は多いはず。お肉を食べて体の基礎代謝を上げれば、元気になるとともにダイエットに効果もあるようです。
「焼肉はちょっとパス」でも肉食べたい!というときに
肉と言えば、すぐ「焼肉」を思いつきますが、年とともに「ガッツリ焼肉!」はつらくなってきます。「お肉で元気になりたいけれど、焼肉はちょっと・・・」という時にちょうど良いお店を見つけました。
京都・京阪祇園四条駅から歩いてすぐの「インザスープin the Soup.」というお店です。飲食店がたくさん入った複合ビルの9階にあり、このお店がレストランだという事が外の看板を見ただけではわかりません。まるで、「探して、おいで!」と言っているみたいです。
コンセプトは「100年前のNYに移民達が作った様なビストロ」
お店は天井の配管がむき出しで、ちょっとラフな感じのインテリアです。
でも、何だか、とても居心地が良いのは微妙な照明と天然木を使った家具が多いせいでしょうか。
9階の窓からは鴨川と河原町の夜景を見下ろせます。このお店のコンセプトは「100年前のニューヨークに移民が作ったビストロ」だそうです。100年前のアメリカというと第一次世界大戦が済んで世界大恐慌が始まる前の賑やかで夜でも明るい繁栄の時代。
それが、このお店のどことかぶるのか??う~ん、わからん。でも、とりあえず美味しいお酒とお料理を頼みましょう。
店自慢の「てぐみのスパークリングワイン」、そのワインに相性抜群の「田舎風パテ」、「生ハムとキノコのGreenサラダ」でちょっと様子を見てみます。
噂どおり!女子の出現率きわめて高し!
お店の人にこの店のおすすめを聞くと「トリッパです。」と元気な返事が返ってきました。
トリッパは「イタリア風モツ煮込み」のことだそうです。(やっぱりNYあんまり関係ないね。笑)これは牛の第二胃袋、よくいうハチノスといわれるところが使われています。パンがよく添えて出されるのだけれど、この店のトリッパはトマトがあっさりなのに、臭みもなく、パンなしでもモグモグ食べきってしまえそう。「どや顔」でおすすめ料理というだけあります。ワインとの相性もよく、この時点でワインもお替りです。そうこうする間に、お店はほぼ満席。見渡すと男子はレッサーパンダのみでした。やっぱり「肉好き女子の出現率が高い」という噂は本当でした。
「おどかし」というエッセンスも大切です、フムフム
調子が出てきたところで、ここからがメインのお料理です。まず、「スパイシーハーブチキン串」いわゆるチキンの香草焼きなのですが、見た目はなんだか「でっかい焼き鳥」みたいです。
ワイルドにかぶりつきます。最後に本日のメイン料理「移民のハンバーグ~もうれつなローズマリーの香り~」がテーブルに届きます。「おむすび」みたいな大きなハンバーグの上にはローズマリーがこれでもかと乗せられておりレッドペッパーがアクセントに添えられています。
そのハンバーグにお店のお姉さんが躊躇なく火をつけます。ローズマリーは一気に燃え出し、けっこう大きな炎があがります。(ちょっと引くぐらい)でも、このサプライズのおかげで、より一層の食欲が・・・。こういう『おどかし』も時には良いアクセントになりますね。
週末の元気充填で、また1週間乗り切れるね!
午後7時前にお店に入って気がつくともう10時を回っていました。お酒もすすみ、話がはずみ3時間があっという間でした。あらためて、よそのテーブルを見まわすと若い女子たちのグループが巨大なTボーンステーキをシェアして齧りついています。なんともワイルドな光景があちこちに。みんな、こうやって週末に元気を充填しているのですね。「ワイワイ話して、お肉をしっかり食べて、さあ、また来週も頑張ろう!!」とエールを送りたい気持ちになりました。今日は肉好き女子が集まる祇園四条の「インザスープin the Soup.」へ行ったお話でした。それでは、また。
インザスープ in the Soup.
住所:〒605-0075 京都府京都市東山区中之町200 カモガワビル9F
アクセス:京阪本線「祇園四条駅」徒歩3分、阪急京都線「河原町駅」徒歩8分
営業時間:午後6時~午前2時 水曜定休
電話番号:075-561-3941(金、土曜日は予約を入れた方がいいかも)
料金:トリッパ 700円、田舎風パテ 900円、移民のハンバーグ 1,500円(全て税込)
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