京都市動物園・思わずニッコリ!人気の動物たちに逢えるおすすめスポット
桜を見にでかけた蹴上インクラインから歩いて5分のところに京都市動物園はあります。お花見の帰りに久しぶりに寄り道してみました。子供の頃から慣れ親しんだこの動物園に自分が子供を連れて訪れるなんで何だかとても不思議な気分です。
リニューアルした京都市動物園は昔とは違うアミューズメントパーク
実はこの京都市動物園は歴史ある施設で、日本で2番目に出来た動物園なのです。1903年(明治36年)開園ですから、出来て115年たっているのです。レッサーパンダたちは「岡崎動物園」と呼んだ方がしっくりきます。
2015年にリニューアルオープンして牧歌的な雰囲気の「どうぶつえん」から近代的な「アニマルパーク」に生まれ変わりました。
何が変わったかというと、この動物園も例の北海道・旭山動物園にインスパイアされており、より『動物に近づける動物園』となっています。例えば入口のすぐ側にある「アフリカの草原エリア」には空中遊歩道があります。
キリンやシマウマをかなり近い距離から眺めることができるのです。キリンの舌が想像していた以上に長いことが分かったりして大人も好奇心をくすぐられるのです。
人気のゴリラ家族に逢いに行く♪
動物園には昔から「人気の動物」と「今一つ人気のない動物」がいます。これは何十年たっても変わらないようですね。「どうして、こんな動物飼っているんだろう??」と思うような動物もいれば(例えばバクの仲間とか)、人だかりで厩舎に近づけない動物もいます。
最近はゴリラが大人気です。名古屋の東山動物園のイケメン・ゴリラが火付け役なのですが、京都市動物園にもなかなかの男前がいます。お父さんゴリラのモモタロウ君です。
奥さんのゲンキと息子のゲンタロウと3人暮らしです。いかつい顔のわりには心優しい性格の持ち主らしく愛されキャラだそうです。あと人気者といえばアムール・トラの「オク」。2月の園内人気者総選挙で1位になり、この度、特任園長に就任したそうです。前任者のレッサーパン「ジャスミン」にかわり1年間広報活動に励むそうです。動物もけっこう忙しいのです。
桜吹雪にペンギンたちも大喜び!?
この日は本当に桜が満開だったのですが、見事だったのは、ペンギン池の周りにある沢山の桜の花が一斉に風に吹かれて素晴らしい桜吹雪になっていました。その桜の花びらがペンギン池に浮かんで本当に美しい光景になっておりました。ペンギンたちも一斉に池に飛び込み嬉しそうです(ペンギンに聞いたわけでは無いのですがたぶん嬉しいのだと思います)。
桜の花びらで満たされた池を凄い勢いで泳いでおりました。ペンギンにも桜の美しさが分かるのでしょうね。きっと(笑)
行列ができる「ゾウさんアイス」でしめくくり
動物園では様々なイベントが1日に何回も開催されています。子供が楽しみにしているのは小動物とのふれあいイベントです。家にペットがいないこともあり、モルモットを抱ける「ふれあい体験」の行列に文句も言わずに並んでおりました。
ふれあい体験コーナーからゾウの森に向かった時にふと思い出しました。京都市動物園には最近人気のスイーツがあるのです。
その名も「ゾウさんソフト」。ソフトクリームにビスケットの耳、チョコレートの目、コーン菓子の鼻をつけた物です。お世辞にもセンスが良いとは言えないのですが、これがどういうわけか子供に大人気で開園そうそう行列ができてしまう人気ぶりです。
レッサーパンダが並んだのは午後3時を回っていました。係のお兄さんが「申し分けありません。残り5本で~す!」とお詫び言って行列している皆さんにお引き取りいただいておりました。無くなる2本手前で辛うじて「ゾウさんソフト」ゲットです。
動物園の運営は賛否両論。でも楽しければそれでいいと思うのです。
動物園に関しては昔から色々な意見があり賛否両論のようです。「こんな大きな施設を市民の税金で運営するなんて何を考えているんだ!子供のいない家庭もあるのだぞ!」とか「子供のころから動物との共生や地球環境を考えさせるためには必要だ!!」などなど・・・。でも、レッサーパンダは思うのですが、大人600円、子供無料でお弁当持って1日遊べるこんな楽しい場所は他に無いですよ。
難しいことは置いておいて楽しければいいんじゃない?子供たちも動物園を満喫しておりましたしね。
今日は安上がりで1日楽しく遊べた「京都市動物園」のお話でした。それでは、またね。
京都市動物園
場所:〒606-8333京都市左京区岡崎法勝寺町岡崎公園内
電話:075-771-0210
開園時間:
3月~11月 AM9:00~PM5:00
12月~2月 AM9:00~PM4:30
休園日:毎週月曜日、12月28日~1月1日
入園料:大人600円、中学生以下無料
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