誰でも描ける!アクリル絵画の優しい手ほどき・コンクール挑戦編‐その1
こんにちは、レッサーパンダです。2017年の夏から始めたこのブログですが、レッサーパンダが絵画展を開くまでの過程を綴るのが目的です。それが、最近は寄り道、脱線が常になっております。「制作活動の話題が少なくなっているよ!」という厳しいご指摘の声も聞こえてきます。
1つの作品に半年かかってしまうという体たらく
昨年、最後に描いた作品はSMサイズ(227×158mm)という既製品では3つ目に小さなキャンバスサイズのものでした。にも関わらず、何と完成までに半年もかかってしまいました。確かに資格試験の試験官を引き受けたり、社外での講演を頼まれたり忙しい年でしたが、遊びほうけていたのも事実です・・・「あまりの体たらくぶり」を深く反省しております。こんな調子では展覧会を開催するまで10年以上かかってしまいそうです。
個展実現のために、ちょっと考え方を変えてみました
反省しきりなのですが、それでは、何故こんなに作品作りに時間がかかってしまったのかを考えてみました。絵画教室は2週間に1度で、過去半年でお休みをしたのは仕事が入った1回だけです。結構まじめに通っています。にも関わらず作品作りは遅々として進まない。これはどうやら気が緩んでいて、自己管理が出来ていないのが原因ではないかと思い至りました。「いつまでに、何をする」ということを自分自身にしっかり約束しないと、いつまで経っても作品は仕上がらないのではないか?
目標をはっきりさせて達成までのマイルストーンを立てていくこと
そこで今年は『いつまでに描くか』をはっきりさせて、作品づくりに取組もうと思います。ビジネスでよく言う『マイルストーンを立てる』という手法で取組もうかと思っています。マイルストーンとは道路などに置かれ、距離を表示する標識(里程標)のことです。転じて商品開発やシステム開発など、長期間にわたるプロジェクトなどで完成までの節目を区切り工程管理するビジネス用語です。「趣味なのにビジネス手法?そんなの変では??」という声も聞こえてきそうな気もします。でも、解かり易い手法で、何よりもサラリーマン生活の長いレッサーパンダには身に沁み込んだ手法なのです。問題は目標を何に置いて、マイルストーンを立てるかです。何か「嫌でも描かないといけない雰囲気」、「締め切りがあって、それに向けて歩めること」、「多くの人の目に触れて、自分の作品を厳しくジャッジしてもらえる環境」が揃う目標が必要です。
マイルストーンのひとつとしてのコンクール参加!上野の森美術館を目指します!!
昨年の夏、同じ絵画教室に通われているT氏が、上野の森美術館が主催する「日本の自然を描く展」で入賞されました。それを思いだし「そうだ!コンクールに応募してみよう!!」と思いつきました。昨年、神戸で観たT氏の作品が本当に素晴らしかったのです。
それに、コンクールに入選すれば、多くの人に自分の作品を見てもらう良い機会になります。思い立ったら吉日!!教室のМ先生にご相談し、募集要項を取り寄せました。すると、何と作品提出の締切は5月10日(金)なのです。
作品を送る時間も考えると5月の初めには絵が完成していないといけません。これまでのレッサーパンダの作品作りのペースから考えるとかなりタイトな工程です。「う~ん!厳しい!!」というスケジュールですが、これこそ、今のレッサーパンダに必要なことかも知れません。
そんな訳で、今年の「レッサーパンダのお絵かき修行」のテーマは『コンクールへの参加』です。「日本の自然を描く展」は今年で32回目を迎える有名コンクールです。競争率も高く、入選できるかどうかは分かりませんが、上手く行っても駄目でも挑戦してみる価値はありそうです。出展するまでの手続き方法や入選するかどうかの報告など、また、ブログで綴っていきたいと思っています。今日は「レッサーパンダのお絵かき修行」今年の取組のお話でした。それでは、またね。
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