愛しの巨大アヒル「ラバー・ダック」に逢いに行く!!
レッサーパンダです。日々の暮らしの中で、すごく逢いたいと思っている人とニアミスで、なかなか逢えないということは稀にありますね。今回はそんな出来事のお話です。
大阪・天満橋にラバー・ダックが登場
ある日、京阪電車・淀屋橋駅前のパンフレットラックを何気なく覗いたときに発見してしまったのです。それは巨大なアヒル『ラバー・ダック』が大川・天満橋付近に登場するという告知パンフレット。出現期間は8月1日~31日までの期間限定。胸が高鳴りました。
愛しのラバー・ダックについて
ところで、皆さんは『ラバー・ダッグ』ってご存じでしょうか。高さ9.5m×全長11mという巨大なゴム製のアヒル(モニュメント)なのです。レッサーパンダがこのラバー・ダックを知ったのは2009年のことです。場所も同じこの天満橋の大川に日本で初めて浮かんだのです。
日本で初めてといいましたが、実はこのアヒルを考案したのはオランダのアーティスト、フロレンタイン・ホフマンという現代アートの大先生なのです。公共空間で巨大アートを展示するのが得意な方です。その後、堂島川の「ほたるまち」など何カ所も展示があり見るチャンスはあったのでが、毎回ニアミスで見そびれていました。今回、11年目にしてやっと実物を間近で見ることができたのです!
今年のテーマは『漂えど沈まず』です!
ところで、今回のラバー・ダック展示にはテーマがあります。そのタイトルは「漂えど沈まず」です。
「どんなに揺さぶられ、漂っているだけのようでも、船が沈みさえしなければ、必ず復活できる」という意味で、パリ・セーヌ川の船乗りたちが言い交した言葉だそうです。侵略や戦争でひどい目にあったパリ市民たちの意気地を感じさせる言葉です。大阪も新型コロナウイルスによる打撃は深刻ですが、ラバー・ダック漂う大阪の水辺から笑顔と元気を取り戻そうというのが今回の企画の意図なのです。
またいつか、どこかでお逢いしましょう!
今回の企画をレッサーパンダが知ったのは8月24日でした。期せずしてレッサーパンダの誕生日です。何とか時間を作って8月29日にラバー・ダックに逢うことができました。やっと念願が叶いました。残念ながら今回の企画は8月31日で終了です。
現時点では次の企画がどうなっているのかわかりませんが、10年続いたこの企画、是非とも続けていただきたいものです。「ラバー・ダック!またいつか、どこかで逢いましょう!!」心の中でそう叫びながら天満橋の川べりを後にし、帰りに「鴨つけ麺」を食べて帰宅いたしました。蕎麦も美味しくて大満足な一夜でした。
今日は大阪・天満橋に出現した巨大アヒル「ラバー・ダック」のお話でした。それでは、またね。
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