わが家の黒いBMW320dこだわりポイントご紹介
レッサーパンダです。前回のブログで新車に乗り換えたお話を書きました。かなりの方に見ていただいたので、今回、もう少しだけ新車自慢のお話を書かせてください。ブログを読まれた方から質問もいただきましたので、少しだけ質問にもお答えしたいと思います。
今回は、わが家の新車こだわりポイントのお話です
実はこの車、発売開始は2019年の3月でして、既に2年以上が経っています。セグメントのベンチマークとなる車両ということもあり、プロ、アマ問わずたくさんの評論家がこの車について雑誌やネットで解説を書いています。車自体の出来の良し悪しやライバル車との比較は他の人に任せまして、レッサーパンダ家のこだわり点について書いていきたいと思います。
その1:ブラックキドニーグリル
この車を買おうと思ったとき、お母さんパンダから「この車の鼻がなんだかブタみたいでイヤ!」と言われました(汗)。つまりフロントにあるキドニーグリルがお気に召さないということです。
キドニーグリルとは車のフロントにとりつけられた空気の取入れ口です。キドニーグリルを直訳すると「腎臓のようなグリル」という意味です。 2つに並んだフロントグリルが人の体の腎臓のを表しているそうで、キドニーと呼ばれるのです。この独特なデザインはBMWという車の「好き」、「嫌い」が分かれる点でもあります。このキドニーグリルを「豚鼻グリル」なんて酷い呼び方をする心無い人もけっこういるようです(お母さんパンダと同じです、やれやれ)。
個人的にはとても個性的で好きなのですが、これがBMW購入の最初の障害となってしまいました。
そこで、その対策として「ブラックキドニーグリル」をオプションで装着することにしました。実はこれは純正のオプション品で通常時は空気抵抗を抑えるために閉まり、エンジンの冷却が必要な時だけ自動的に開く仕組み。この機能はノーマル品とおなじです。わが家のBMWも『黒鼻』になったことで豚鼻が目立たなくなりました。黒鼻を見て「まあ、いいでしょう。」ということになりました。奥さんが「豚鼻」に抵抗があるとおっしゃったら、このオプションおすすめです。
その2:ピレリーの19インチランフラットタイヤ
次はタイヤのお話です。この3シリーズ、純正タイヤは18インチです。わが家の愛車は19インチのランフラットタイヤをはいています。走行性能だけを考えると18インチでも十分なのですが、ショールームに展示されている車はすべてオプションの19インチを履いていました。1インチサイズが大きくなるだけで、何だか車全体がカッコよく見えます。
わが家のBMWはピレリというメーカーのPZERO 255/35 R19 というタイヤを装着しています。ピレリというメーカーはスポーツ走行の性能は良いのだけれど「乗りごこちが悪い」というイメージがありまして、ちょっとおっかなびっくりでした。
そうそう、複数の方から質問を受けたのは、この19インチのタイヤについてです。皆さん19インチ・ランフラットタイヤの乗りごこちの悪さを心配されているようです。
ランフラットタイヤというのはパンクしても100 km程度の走行が可能であるように設計されているタイヤで、もともとは戦闘車両の4輪駆動や6輪装甲車などに使われていた軍事技術だったそうです。タイヤの厚みを薄くでき、なおかつ強固で高性能なのですが、良いことづくめではなくて「乗り心地が固い(悪い)」と一般的に言われています。メルセデスベンツなどは初めはランフラットが標準だったのですが、乗り心地を重視して、マイナーチェンジでノーマルタイヤに仕様を落としているぐらいです。
結論から言うと「レッサーパンダはあまり気になりませんでした!」
以前に乗っていたミニクロスオーバーがかなりサスペンションが固くランフラットタイヤで乗り味が悪かったので、それと比べると本当に優秀です。ホイールベースが長い事やサスペンション自体に改良(昨年の7月出荷分から乗り心地が改良)がなされたことで不快感はありません。サスペンション自体はスポーツセッティングがされており確かに固いのですが、路面のギャップやデコボコ道でも、伝わってくる振動を車体全体で緩和してくれるような印象です。このあたりの感じ方は人それでしょうが、厳しい突き上げがある路面も振動の収まり、吸収がとても素早く感じます。こんな所に「さすがドイツ車」と感心してしまいます。
その3:ランバーサポート付きレザーシート
購入前にガソリンエンジンの3シリーズとディーゼル車の3シリーズを試乗したのですが、その時の車がレザーシートでした。見た目も触れた時の質感も良くて30分ほどの試乗ですっかり気に入ってしまいました。
ただ試乗していて「う~ん??」と思ったことがありました。急なカーブを曲がる時、体がレザーシートの上で滑るような感触を味わいました。着ていた服が滑りやすい素材だったことや、レッサーパンダの体型にはシートが少し幅が広いことも原因だったかもしれません。そこで、ランバーサポート機能にシートのサイドサポート機能を着けてもらいました。できるだけシートが体にフィットするように調整しています。
これ、わずかな違いなのですが効果は抜群です。急なカーブを曲がったり、高速道路のインターチェンジで大きなカーブが続く時には思う以上に能力を発揮してくれます。体の細い方、小柄な方にはおすすめです。ちなみにこの車はドライバー席のセッティングをスイッチ一つで記憶してくれますので、他の方が乗った後も不自由がありません。
その4:後席のダブルモニター、DVDプレーヤー
新車購入の条件として子供たちから出た条件は「後席でテレビやDVDが見えること」でした。ディーラーにオプション設定がないかどどうかを確かめたところ、はじめディーラーの方はかなり困っていました。BMWはテレビやDVD・ブルーレイなどのマルチメディアは全て社外オプションになるようです。ROM(コンピュータ制御の基盤)を触ったりと作業も面倒なようです。それでも、車体のシートサイズに合うモニターを見つけていただき、カバーもレザーシートに合わせた違和感ないものに仕上げていただきました。明るさ、解像度も上々です。
あと、ちょっと驚いたのはDVDプレーヤーの取り付け場所です。グローブボックスの中に着くということで、ほとんど物を入れることができないよねぇ、と諦めていました。ところが、DVDプレーヤーはグローブボックスのなかでポップアップ(正確にはポップダウン?)して車検証などに干渉しないばかりか、他の物をいれる余裕もあります。時代とともに色々と進んでいますよね。感心、感心。
2000kmの慣らし運転の終了が楽しみです♪
以上のように、かなり実用的(ファミリーカー的?笑)仕様のわが家のBMWです。強面の外観の割には、緩い感じなのです。
それでも、車としての素性はこれまで乗ったどの車よりもスポーティーで走りたい気持ちにさせてくれます。今は慣らし運転中で、メーカー推奨の2000km走行が済んだら本格的にエンジン回していきたいと思います。話題になっている「固いサスペンション」も、もっと馴染んで走りやすくなることでしょう。
久しぶりに夏が楽しみです。また、このブログで遠乗りした話などお伝えしたいと思います。
今日は「わが家のBMW」ちょっと「よそとは違う」ところのお話でした。それでは、またね。
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