今年の目標!めざせ福祉住環境コーディネーター!!
こんにちはレッサーパンダです。少し朝夕が涼しいなと思ったら、いつの間にか8月も終わりです。コロナと不順な天候で最悪だった今年の夏もいよいよ終わりです。2021年も残り3分の1かと思うとちょっと焦ってしまうのは私だけでしょうか?
実は今年の初めに自分なりの「今年の目標」を立てていました。今日はそのお話です。
今年は再チャレンジの1年にしたい・・・
今年は新年早々、叔母の葬儀の後始末や両親の施設入居など本当にてんやわんやでした。
(てんやわんやの様子はこちらから見てください→「親のこと・お葬式顛末記・・・三本の矢が折れた時」、「最後のお勤め・亡き叔母の遺品整理、家の片づけを行う」)
私事で大きな変化があった今年の正月、公的(仕事)面でも変化するべきではないかと考えたのです。
そこで、現在の仕事とは別に京都府の外郭団体で仕事を始めました。それをやったから収入がすごく増えるというわけではなくて、それよりもルーティンで凝り固まった今を打破したかったのです。もっと広く人との接点をもって自分のネットワークの幅を広げようと思いました。
それと合わせて、これまでやろうと思っていて出来ていなかった事に再チャレンジしようと決めました。3年前に近しい人が始めた資格試験の勉強を自分もチャレンジしてみようと思ったのです。それが『福祉住環境コーディネーター』の資格でした。
受験の第一歩から大失敗・・・やれやれ
福祉住環境コーディネーターは「医療・福祉・建築について体系的に幅広い知識を身に付け、高齢者や障害者に対しできるだけ自立しいきいきと生活できる住環境を提案し、各種の専門家と連携をとりながら適切な住宅改修プランを提示する専門職」と資格支援のサイトにありました。ちょっと長い説明ですが、何だか、今まで自分が携わってきた仕事の経歴にピッタリな気がします。
できることなら1番上位の「1級」を取ろうと決めました。早速、東京商工会議所が出版している公式テキストと日本能率協会が出している問題集を手に入れました。
ところが、本を開いてみてビックリ!福祉住環境コーディネーターの1級試験を受験できるのは2級の合格者だけだったのです。
この資格を取ろうと思ったのが4月の終わりでした。12月の1級試験まで8カ月あると高を括っていたのが大誤算です(汗)。まずは7月にある2級試験に合格しないといけないことが判明。何と出だしの第一歩から大失敗!自分の行き当たりばったり、不注意を大いに反省することとなりました。
福祉住環境コーディネーター2級試験は今年から変わりました
大慌てで今度は「2級」試験のテキストを買いに走るという何とも情けないことになってしまいました。この件で、大いに反省し、今度は東京商工会議所の検定試験情報サイトをじっくり読みこみました。
読んでみて、またまたビックリ!
今回(第46回)より、この試験を含む6つの試験(カラーコーディネーター、ビジネス実務法務検定、国際会計検定など)で『CBT方式』が採用されると書いてあります。正式には東商検定CBTというらしいのですが、CBTとは「Computer Based Testing (コンピュータ ベースド テスティング)」の略称で、コンピュータを使った試験⽅式のことです。つまり、在宅で自分のコンピュータで受験できるシステムのことです。集合試験の選択もできるのですが、それは自宅に受験環境の無い人向けで、基本的にはCBTが推奨されています。
今回は大きな転換の受験回だったようです。PCに弱い人、デジタルデバイド低めの人、大ピンチです!!
CBT方式の何が厄介なのか・・・メリットとデメリット
それで、レッサーパンダもCBT形式のテストを受けることになったのですが、やっぱりメリットとデメリットがあります。
まず、良いところは試験日が自分で選べること。7月14日から8月6日の期間で試験日を自由に選べることになりました。それと、自宅で受験ができるので試験会場までの交通費がかからないし時間に余裕が持てます。コロナの感染リスクも減りますね。(どうやら、今回この仕組みをはじめようと思ったのもコロナ対策みたいです。)
そうそう、毎回この試験には障がいのある方や高齢者の自宅の図面を読み解く問題がでます。しかし、今回はPC受験のせいか前年より優しく(というより問題自体が淡泊に)なったように感じました。図面読み解きが苦手なレッサーパンダにとってはありがたい事でした。
逆に悪いところは、PCでの受験となるので、受験環境は自己責任で整備しないといけないことです。ネットワークの通信速度確保やWebカメラやマイクの準備も必要です。また、試験当日は試験管とネットでつながり、受験環境の確認を求められます。カメラを動かして周りに人がいないか(試験をしている部屋に人がいると受験資格を失います)、机の上にマウス以外置いていないかなどがカメラで確認されます。試験中は、こちらからは見えませんが試験管が不正行為が無いか、ちゃんと見ているようです。受験環境を整えるのがけっこう面倒で、部屋の掃除やPC周りの片付けをかなり丁寧に行いました。なんだかかえって大層なことになってしまいました。もしも、あなたのPCが固定式でカメラが取り外せないタイプなら注意が必要ですよ(PCごと持ち上げて周りを見せないといけない破目になります。)くれぐれも事前準備にはご注意を。
2級試験になんとか合格いたしました!!
これまでの筆記試験は実質90分の時間があったのですが、CBT方式の場合は事前説明、環境確認等に20分ほどの時間が割かれます。
実質の試験時間が短くなっています。
2級の試験はWeb画面上の試験問題をクリックするだけ、回答の入力などはありません。案外、スムーズに進めることができました。ご心配な方は東商が事前にCBT方式を模擬体験できるサイトを用意しているので慣れておいたほうが良いかもしれません。
それと、これはCBT方式の良いところかどうかわかりませんが、試験が済むと、ほぼタイムラグなしに合否判定がでます。レッサーパンダは81点で何とか無事に合格することができました。でも、試験後に合格通知を待つワクワクする期間が無いので、ちょっと寂しい気もしました。
12月5日の1級試験日に向けて頑張ります!!
これで何とか1級試験の受験資格を手に入れることが出来ました(やれやれ・汗)。やっとスタートラインに立ててほっとしています。
ほっとはしたものの、調べると1級はなかなかの難関のようです。合格率はなんと10%以下、2級が40~50%の合格率なので、その厳しさが良く分かります。
試験日は12月5日で、今度は試験会場に集合しての筆記試験だそうです。残り時間は約3カ月。難関ですが、自分を変えるために頑張りたいと思います!!
今日は東京商工会議所が行う福祉住環境コーディネーター試験のお話でした。それでは、また。
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