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2017-08-22

親友のトシさんと老舗料理屋「串くら」でランチの約束。

皆さん、親友と呼べる長い付き合いの友人がいらっしゃいますか?友達が少ないレッサーパンダにも少しですが親友と呼べる友達がおります。今日は親友・トシさんと久しぶりにご飯を食べにいきましたので、その時のお話をさせていただきます。

個性的なB型男「トシさん」はちょっとお目にかかれない摩訶不思議な魅力の人物です。

トシさんはレッサーパンダより1歳年上です。もう知り合って25年以上になります。最初、彼はレッサーパンダの上司だったのですが、お互いに職を離れて親友の部分だけが残りました。ファッションにこだわりがあって時々周りの人を驚かすようなスタイルで普通に現れます。ある時、京都の有名な本屋で待ち合わせをした時、ティンガロンハット(カウボーイの帽子)にバックスキンのジャケット、大きなバックルのついたベルトにウエスタンブーツという西部劇から抜け出したようなスタイルで現れて善良な京都の老若男女を震撼させておりました。(周りは驚きますが、彼には普通)私の姿を見つけて握手を求められたときは、逃げ出そうかと真剣に考えました。(今ではすっかり慣れました。)身長は180cm少し足りないぐらい、体重は高校生のころから変わらないそうです。けっこうストイックです。

彫りの深い日本人離れした顔とあいまって国籍不明な感じです。そんな彼は何を仕事にしているかというと実は「モデル」なのです。かなり高学歴なのですが、わけあって(この理由はいずれゆっくりお話します。)若いころから定職を持たず時間に融通のきくモデルの仕事をしています。雑誌や広告のモデルやテレビの情報番組の再現ドラマなどが彼のフィールドです。最近は結婚情報誌「ゼクシィ」で新婦のお父さん役などをちゃっかりやっているようです。

信念を曲げず、世の中の不条理に抗いながら自由に生きる。

この日も、なかない人目を惹く黒づくめのスタイルで現れたトシさん。黒のハットにミラーのサングラス、こだわりのTシャツ(アメリカから短期帰国した友人からのお土産のTシャツらしく、アメリカの大学野球リーグのレアものTシャツとのこと。すごく気に入っているようでした。)というスタイルです。

そんなトシさんは生粋の京都人、生まれた時から京都市のど真ん中に住んでいます。今は鴨川に近い丸太町に住んでいます。以前は頼山陽の書斎「山紫水明処」の管理人の様な事を片手間でやっていました。でも誰に聞いても『京都の人』と思われないですね。あたりまえかな。

トシさんとはもう長い付き合いになりますが、その姿勢は知り合ったころから変わりません。自分の信条に合わないことには媚びないし、お金に縛られる暮らしはしない。例えば気に入った物しか買わない。買ったものは長年愛用する。20年前の洋服を着続けるために体形を維持する。極力お金を使わない豊かな暮らしを目指しているように見えます。ちょっとレッサーパンダには真似できないライフスタイルです。次会う約束をするわけでもないのに、思いついたときにふっと会いたくなる人物です。レッサーパンダは世の中の「変なバイアス」におしつぶされそうになった時や、疲れはてて流されそうになった時にトシさんに会って、間違った自分の物差しをリセットしています。

今日はトシさんが案内してくれた美味しい「鳥丼の店」の話を書くつもりでおりましたが、トシさん話が長くなりすぎたので次回にいたしますね。ごめんなさい。

それでは、またね。

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