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2017-08-24

京都の地元で愛される、誰もが知っているパン「カルネ」の志津屋さん。

京都の人は、本当にパン好きが多いのです。

京都府は人口10万人ありのパン屋さんの数が日本中で1位だそうです。また、パンの年間購入量が全国2位とのことです。(これはテレビでやっている県民ショーの受け売りです。・笑)京都は和のイメージが強いので不思議な気がしますね。なぜ京都にパン屋が多いのか?という疑問に対する答えは「京都には元々、呉服や工芸の職人が多く、短時間で手軽に食べられるパンが受けた」とか「京都人は昔から先取りの気質があるから」など諸説あります。レッサーパンダが思いますに京都には昔からハイカラな人々が多かったことと、割り切りが良い気質(それはそれ、これはこれという合理性)のせいだと思っています。

今日は、そんな京都の老舗有名パン店「志津屋(しづや)」さんをご紹介したいと思います。

右京区山ノ内にある志津屋さんの本店です。

戦後すぐにできた有名パン屋さんなのです。

志津屋さんは京都の人なら誰もが知っている有名店です。昭和23年といいますから第二次世界大戦の終戦3年後、まだまだ食糧供給がままならない頃に「志津屋」さんは河原町にできました。

その後、店舗の増加や販売量が増えることにより34年後の昭和57年に本社を現在の京都市右京区山ノ内に移します。

右京区の志津屋本店に行ってきました。

志津屋・本社は「志津屋本店」の裏にあります。ここで志津屋さんのパンは作られて各店舗に配達されます。

本店の裏にあるビルが本社と工場です。

黄色いワゴン車がトレードマークです。この日も黄色のワゴンが忙しく出入りしておりました。

このワゴンが市内の各店舗に出来立てのパンを毎日運んでいます。

本店はイートインがあるものの案外小さな店舗で「街のパン屋さん」という感じです。

サンドイッチや調理パン、菓子パンなどバリエーション豊富。

志津屋と言えばみんな知っている有名なパンがあります。志津屋本店にも山のように売っている有名なパンです。

カルネはレギュラー以外にチーズ入りやペッパーもあります。

「カルネ」と言いまして、マーガリンを塗った丸いフランスパンにハムと玉ねぎを挟んだだけのシンプルな調理パンです。

このシンプルなパンが無性に食べたくなる時があるのです。レッサーパンダが本店を訪れた日も次々に飛ぶように売れておりました。

トースターで温めるといっそう美味ですよ。

昔、カルネはそんなに種類はなかったのですが、今はペッパーカルネやチーズカルネ、カルネ風サンドイッチなどバリエーションが豊富です。でもレッサーパンダはシンプルなカルネが大好きです。

出来ればトースターで少し温めてから食べてみて下さい。外側がカリッ、中がふわりの食感がたまりません。

トースター、240度で約2分。外がわがパリッとしてより美味です。

志津屋さんのお店は京都(京都市内)だけ、でもなぜ1店だけ大阪にあるの??

志津屋さんは、きっと出店にポリシーがあるのでしょう。

22店舗が京都市内にあり、京都市外は1店だけです。きっと本社工場で作って美味しいうちに運べる場所にしか出店しないのだと思います。ちなみに府外の1店は大阪府枚方市の京阪電鉄「くずは」駅前(比較的、京都寄りの駅です)にあります。都市伝説ですが京阪電鉄に口説かれていた志津屋さんが「三条店から京阪電車を使って毎日パンを運ばせてくれるのなら」という条件で出店に踏み切ったとか・・・でもこれはきっと都市伝説で嘘だと思います。レッサーパンダは毎日京阪電車で何年も通勤しておりますが、志津屋さんのパンが運ばれている所を見たことがありませんから。

昔から変わらない懐かしい使い捨てお手拭きです。

なんせ、レッサーパンダは志津屋のカルネが大好きです。「くずは」に出店するなら、ぜひ「宇治」にも出店してくださぁ~い!

というわけで、今日は美味しいカルネで有名な志津屋さんのお話でした。それでは、またね。

 

志津屋ホームページ

http://www.sizuya.co.jp/

 

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