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2017-09-08

自家焙煎の芳醇な香りに誘われて人気珈琲店「スマート珈琲」へ行く。

こんにちは、レッサーパンダです。前回、ギャラリー回りで「ギャリエ・ヤマシタ」という画廊を訪問しました。画廊で詳しいお話を聞き終わり外に出ると、香ばしい何とも言えない良い香りが漂ってきます。

以前のブログでお約束した画廊の側の立ち寄りスポットご紹介の第2弾です。今回は京都の老舗珈琲店「スマート珈琲店」をご紹介します。

創業は昭和7年。寺町商店街を入ってすぐ。

三条通りから寺町商店街に入ったところにスマート珈琲店はあります。かに道楽の看板を左手に見て御池方面に歩くとすぐです。

ホームページによると1932年(昭和7年)に「スマートランチ」という名前で創業、戦後になって今の店名に変わったそうです。この店も以前ご紹介したイノダコーヒーと同じで若い頃から御馴染みのお店です。「気がつけば通っていた。」という感じです。レッサーパンダは昔から、この店は「地元のオジサン、オバサンのお店」というイメージで見ておりました。しかし、最近は、本当に若い女性が多いのです。オーナーさんが代替わりしたせいか、観光客が増えたせいか理由はわかりませんが女性比率が高いです。そのせいかお食事メニューも充実しております。

ホッとできる居心地の良さが魅力です。

この店を訪れる人の多くは昔の喫茶店の風情を残すレトロな店内の佇まいに魅力を感じて訪れているのだと思います。レッサーパンダもそうです。

この店の佇まいは計算して作られた雰囲気ではありません。「昔から変わりませんが何か?」というツレナイ感じが素敵です。落ち着ける店なので、ついつい長居をしてしまいます。この居心地の良さはなんだろうと考えていたのですが、一つは席(椅子)の低さにあるのではないでしょうか。最近のお洒落なレストランやカフェはスツールや椅子が高くて視線が高いです。それに比べ、この店のソファは低くて、その分、目線も低くなります。

昔の喫茶店はこんな感じでしたよね。この目線の低さと天井の高さか落ち受ける空間を作っているのではないかとレッサーパンダは密かに思っております。

自家焙煎にこだわった珈琲は香りだけでも美味しい。

店の入口脇に大きな焙煎釜・ドイツ製プロバット機が置いてあります。これは客寄せのオブジェなどではありません。

オーナーさんが毎日こだわって焙煎をしております。珈琲の香ばしい薫りは店内だけでなく、店の外まで広がり寺町通を歩くお客さんの鼻をくすぐります。ちなみに珈琲は店内で味わうだけでなく豆の販売もしています。最近はネット通販でも購入できるようですよ。

レッサーパンダの定番メニューは「自家製プリン」です。

この店に来るレッサーパンダの楽しみの一つはデザートメニューです。コーヒーも美味しいのですが、フレンチトーストやフルーツポンチも魅力的です。なかでもお薦めは自家製プリンです。最近のプリンは「なめらかプリン」が主流ですが、こちらのプリンは卵をふんだんに使い、しっかりした食感の懐かしい味わいです。サイズもちょっと大き目です。上品な「つるん」とした感じではなくて、「あぁ~僕は今、プリン食べている!」という実感と存在感がありますよ。

この店も人気が出て、けっこう満席の日が多いのですが、レッサーパンダの貴重な隠れ家のひとつです。一度、芳醇な珈琲と自家製プリンを堪能しに行ってみてください。

今日は、画廊「ギャリエ・ヤマシタ」の側にある老舗珈琲店「スマート珈琲店」のお話でした。それでは、またね。

スマート珈琲店

住所:京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町537

営業時間:8:00~19:00(火曜日が定休)

TEL:075-231-6547

ちなみに珈琲は500円、自家製プリンは550円です。

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