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2017-10-24

行って分かった!ビストロヤナギハラの予約が取れないシンプルな理由。

よく思うのですが、レストランの予約って本当にタイミングですよね。それに、「予約がいっぱいでこの日はちょっと・・・」と断られたりするといっそう出かけたくなりますよね。レッサーパンダです。今日は最近、「予約が取れない」と京都のグルメたちが噂するお店「ビストロヤナギハラ」のお話です。

イッセー尾形のお芝居の後、京都府立文化芸術会館から歩いて10分。見過ごしてしまいそうな小さなフレンチレストラン。

イッセー尾形のお芝居の後、どこで夕食を食べるかを考えていました。ダメもとで電話予約したところ5時半からの予約なら・・・ということで予約がとれました。ちょっと早いディナーですが、なかなか予約の取れないお店と聞いていたのでとても楽しみ。お店はお芝居を見た京都府立文化芸術会館からぶらぶら歩いて10分ほどのところにあります。河原町沿いで、ちょうど京都市役所の通り2本北側という100点のロケーションなのですが、予想外に小さなお店で初めレッサーパンダは行き過ごしてしまいました。

豚のイラストがトレードマーク。シンプルな外観です。

実際に行ってみて人気の理由と予約が取れないわけがよく分かりました。

先にも書いたのですが、なかなか予約のとれないレストランでレッサーパンダは初めてです。でも行ってみてその理由が良く分かりました。気がついた理由は4つ

その1.席数が少ない。

席は4人掛けが1テーブル、2人掛けが3テーブル、カウンター2席と本当に小さなお店です。1日5組2回転がマックスでしょうか。

その2.おひとり様もしっかり予約をうけている。

この日、おひとり様のお客さんが2組入っていました。そうか、ディナーでおひとり様も取るのかぁ・・・とちょっと驚きました。常連さんぽいお客さんで、しっかり対応されていました。

その3.サービスは女性がひとりで。

サービスを受け持つのは女性のスタッフが1人です。ソムリエを兼ねておられてお話の上手な美人さんです。素晴らしいサービスでお客にストレスを感じさせることは一切ないのですが、1人では席数を増やせませんよね。

その4.こじんまりした空間は居心地が良くて長居してしまう

レッサーパンダたちは午後5時半ちょうどにお店に入ったのですが、気がつけばあっというまに午後8時過ぎでした。本当に小さなお店(失礼)で、店内写真を撮るのもはばかられる感じです。それでも、居心地が良くて「内緒の話」、「ここだけの話」が出来てしまうような雰囲気を持ったお店です。

「豚モモ肉ジャンボンブラン」サラダ仕立てです。お肉はハムよりも厚みがありしっかりした食感がとても楽しい。

当然ですが、料理のお味は抜群です。コストパフォーマンスがとても高い!

あえて予約が取れない理由に入れなかったのですが、やっぱり料理が美味しいです。「このお店の看板はお肉料理」と聞いていたのですが、単にボリュームがあるとか「奇をてらう」ようなお料理でないことが食べてみてよくわかりました。レッサーパンダは¥3,800のディナーコースをお願いしたのですが、侮るなかれです。

「鰤の燻製と野菜のマリネ」火の通り具合が抜群。香りと共に楽しむレアな仕上がりの鰤。

「自家製オリーブのマリネ」からはじまり、「豚モモ肉ジャンボンブラン」(自家製ゆでハム)、「鰤の燻製と野菜のマリネ」、「モンサンミッシェル産ムール貝のマリニエール」(白ワイン煮込み)、

マリニエールはスープまでしっかりといただきました。

「シュークルート・ガルニ」(アルザス風のお肉、ソーセージの酸っぱいキャベツ煮込み添えのこと)、それにデザートです。どのお料理もいっさい「スキなし!」という感じ。なんとコストパフォーマンスが高いのでしょう。人気が出るはずです。

「シュークルート・ガルニ」ソーセージ、ベーコン、蒸した豚と3種類のお肉が楽しめます。超粗びきのソーセージと酸っぱい野菜の相性抜群です。

メニューに面白い料理を見つけました。(驚)

一通りお料理をいただいて、お店のお姉さんと少々お話をしました。「お姉さん、ソムリエさんなのですね。」と声をかけると、少し恥ずかしそうに「いえいえ、まだまだ勉強中で・・・」そこからワインの話になり(最近は地球の温暖化のせいか、これまでワインを作っていなかった国や地域でもワインの新作がどんどん出だして勉強することが増えているとか)ワイン談議に花を咲かせていると、一緒に行った方がメニューに面白い料理を見つけました。「ライチョウ」の料理です。えぇっ!?ライチョウ、雷鳥って天然記念物では?お話を聞くと当然国産ではなくて輸入食材です。それでも驚きです。雷鳥が食べられるなんてレッサーパンダは初めて知りました。そこからジビエのお話になって、前に食べた鳩料理の話になり、もうすっかりジビエの季節であることを実感しました。

デザートは4種類から選べます。チョコレートケーキを選びました。

改めて思いましたが、この居心地の良さ・・・やっぱり人気店にはちゃんと理由があるのですね。レッサーパンダ、次回は「おひとり様」でお邪魔しようかなと密かに企んでおります。

今日は人気のフレンチレストラン「ビストロヤナギハラ」のお話でした。

「ビストロヤナギハラ」

住所:京都府京都市中京区河原町二条上る清水町358

営業時間:17:30~23:00お休みは水曜日定休(月2回不定休あり)

料金:コース3,800円~、アラカルト有 ※カードは使えないのでご注意を。

電話:075-231-7295

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