名古屋城探検!家族で遊べるお城の面白ミュージアム。
レッサーパンダです。名古屋城の二の丸公園のイベントに参加したのですが、せっかくここまで来たのだから名古屋城に登ろうという事になり早速、名古屋城の本丸に向かいました。
さすが国の特別史跡。100名城の風格ある姿に圧倒されます。
名古屋城は太平洋戦争時に焼失しており、現在のお城は昭和34年(1959年)に再建されたものです。生粋の古城ではありませんが、石組みや構造は昔からの物で、歴史の重みを感じさせる風格があります。日本人が戦国時代の城に対して持つイメージがそのまま形になった様なお城です。
現在は、お城全体が一つのテーマパークの様になっています。7階建てで、5階までエレベーターで昇れるのですが、せっかくなので歩いて登ることにしました。
7階は展望台になっており、かなり遠くまで見渡すことができます。
名古屋城の周りは官庁街になっておりエリア全体が公園になっているせいか視界を隔てる物が無くJR名古屋駅前の高層ビル群が良く見えます。
子供も楽しめるアトラクションや興味深い展示の数々に時間を忘れます。
城内はちょっとしたお城の博物館になっています。お城が建った頃の庶民の暮らしの展示や古い刀剣の陳列など、丁寧に見ていくと時間がいくらあっても足りない感じです。
子供たちに一番人気だったのはお城の基礎を作った時の「石引の再現」コーナーでした。実際の巨石と同じの重さのモデルと綱引きができます。
二人がかりで必死に引っ張りますが、全く相手になりません。案外人気がなかったのは「金の鯱(シャチホコ)」で、レッサーパンダたち大人は、「名古屋城といえば金の鯱」が当たり前なのですが、子供たちには今一つ意味が分からないようでした。
名古屋城焼失の衝撃的な写真展示が印象的でした。
名古屋城の歴史を見ていく中で、衝撃的な展示がありました。太平洋戦争当時、名古屋はアメリカ軍の空爆を受けていたのですが、名古屋城も焼夷弾が直撃し全焼してしまいます。その時の貴重な写真が展示されていました。
空襲は朝の8時5分なのですが、煙で日光が遮られ、まるで夜の様な写真となっています。また、別の写真では焼失した名古屋城エリア全体が写っており、恐ろしいぐらい全く何も無い名古屋の街に強烈な違和感を覚えました。こういう何気ない写真の断片が戦争の悲惨さを痛烈に訴えかけてきます。
大変勉強になった名古屋城探検。レッサーパンダ親子はじっくり楽しみました。
約2時間の時間をかけて、じっくりと名古屋城を楽しみました。期待していた以上に充実の『名古屋城探検』となりました。関西にも有名なお城が沢山あるのですが、また、一度足を運んでみようかなという気になりました。レッサーパンダ家に「お城めぐりブーム」がやってきそうな予感です。
今日は、お城全体がテーマパークの様な名古屋城のお話でした。
名古屋城の見学について
【開園時間】午前9時~午後4時30分
ただし、天守閣・本丸御殿へのご入場は午後4時まで
【休園日】12月29日~31日、1月1日(4日間)
【観覧料】大人500円、中学生以下は無料
【アクセス】地下鉄 ・名城線「市役所」下車 7番出口より徒歩 5分
・鶴舞線「浅間町」下車 1番出口より徒歩12分