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2017-11-25

京都・出町柳「亀石」って?飛石で鴨川デルタを渡る!

阿舎利餅で有名な京菓子の満月に行ったお話を書きましたが、最寄り駅である京阪・出町柳駅のすぐ側に面白い場所があるのでご紹介します。

ミッション!鴨川にいる「大亀」(おおがめ)を探せ!!

満月からの帰り、駅に向かう道すがらレッサーパンダは子パンダたちに、とあるミッションを出しました。「鴨川に大きな亀がいます。その亀を捕まえて背中に乗った人には満月の『京納言』の他にも美味しい物が買ってもらえます!鴨川の大亀を探しましょう!」というものです。子供たちは意味が解らず頭の上に「???」。そんなわけで出町柳駅を通り過ぎて鴨川に向かいます。

京阪・出町柳駅。叡山電鉄な乗り入れており鞍馬・貴船への玄関口になっています。

京阪・出町柳駅。叡山電鉄な乗り入れており鞍馬・貴船への玄関口になっています。

子供たちは川に見つけた「大亀」の飛び石に大興奮。

川端に出た子供たちは早速ミッションの答えを見つけました。鴨川の三角州に向かって川の中に飛び石が続いているのを見つけたのです。その飛び石がなんと「大きな亀の石」だということに気がつきました。一度見てしまったからには飛ばないわけにはいきません。早速、河原に降りて家族みんなで亀石を飛んで対岸に渡ろうという事になりました。

鴨川の「大亀」を見つけてご満悦な表情の双子パンダたち。

鴨川の「大亀」を見つけてご満悦な表情の双子パンダたち。

レッサーパンダが亀石を知ったのは竹内結子の主演ドラマ

この亀石、実はあまり古い物では無いように思います。レッサーパンダが子供の頃は無かったと思います。初めてこの石の存在をしったのは1999年から翌年の4月まで放送されたNHKの朝の連続ドラマ「あすか」の放送の中でした。主演の竹内結子さんが相手役の藤木直人さんとデートするシーンがあるのですが、そのシーンに登場していました。

鴨川は結構な水量と勢いです。特に石と石の間は流れが速くて大人でも躊躇します。

鴨川は結構な水量と勢いです。特に石と石の間は流れが速くて大人でも躊躇します。

以来、この「亀石」は京都の恋人たちのデートスポットにもなっているようです。それはさて置き、子供たちは大喜びで亀の飛石をぴょうんぴょん越えていきます。このあたりは高野川と賀茂川が合流し鴨川となるあたりで思うよりも川の流れも強くて、落ちるとけっこう大変なことになります。

石の形は「亀」以外に「千鳥」もあります。確か舟形も以前はあったような・・・

石の形は「亀」以外に「千鳥」もあります。確か舟形も以前はあったような・・・

飛び石と飛び石の間も微妙に離れており、お父さんパンダは気が気ではありません。そんな心配をよそにあっという間に渡り切って、折り返そうとしています。やれやれ。

真ん中の中州は「鴨川デルタ」と呼ばれているようです。ちょっとネーミングセンス悪し!

真ん中の中州は「鴨川デルタ」と呼ばれているようです。ちょっとネーミングセンス悪し!

たいへん残念なお知らせがあります・・・(泣)。

先の約束を覚えている子供たちは「亀石渡ったら何買ってくれるの!?」とワイワイ言い出します。それで向かったのが出町柳商店街にある饅頭店「ふたば」です。たいへん値ごろで美味しい豆大福を売っています。亀石を渡るとお店までは3分ほどです。子供たちへのご褒美は「豆大福」・・・のはずでしたが・・・なんと「ふたば」に到着すると、とんでもない大行列です。

出町柳商店街「ふたば」前の様子。お客の多さに圧倒されます。

出町柳商店街「ふたば」前の様子。お客の多さに圧倒されます。

商店街の歩道を行列客が塞いでいます。お店の男性が2人出てお客を整列させていますが、トンデモナイことになっています。お店の男性曰く「お一人1分程度で買えるとして50分~60分待ちですね。」と平然とおっしゃっておりました。以前は店の前の道に車を一時停車して、ちょっと買いに行けるような店だったのに、いつからこんなことになったのでしょうか??

あまりの行列に、ご近所迷惑な場面も。お店の人が交通整理をしていました。

あまりの行列に、ご近所迷惑な場面も。お店の人が交通整理をしていました。

さすがに「豆大福」を買うのに1時間は待てませんので、残念ですが「豆大福」は次の機会に・・・早々、行列から逃げ出し、別のご褒美を求めて四条河原町に向かいました。豆大福に変わるご褒美を買いに行きます。今日は鴨川の「亀石」と行列が出来ていた豆大福「ふたば」のお話でした。お話の続きはまた。

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