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2018-01-21

石切神社の「お百度参り」で病気平癒を祈願・願いが叶う寺社仏閣(番外編)

願いが叶う神社の「番外編」です。番外編というのは、これまで京都の寺社仏閣を案内していたのですが、今回は大阪の神社だからです。どうしても案内したい東大阪の有名神社「石切神社」のお話です。

石切神社の正面玄関となる絵馬殿。建物の登頂には象徴となる劔(つるぎ)と箭(矢)。

石切神社の正面玄関となる絵馬殿。建物の登頂には象徴となる劔(つるぎ)と箭(矢)。

毎年恒例となっているちょっと遅めの初詣

レッサーパンダ家は毎年、初詣のために3~4つの神社仏閣を訪れます。石切神社もその一つで、いつも初詣でお札をいただき、翌年の正月にはお札を返しに伺います。

参道の脇にある「連牛」像。神社に話を聞くと昭和天皇のご生誕60年、ご成婚61年を祝って建立されたとのことです。天皇陛下が丑年生まれでおられたことから「牛」なのだそうです。ちなみに我が家の双子パンダも丑年生まれです。

参道の脇にある「親子連牛像」。神社に話を聞くと昭和天皇のご生誕60年、ご成婚61年を祝って建立されたとのことです。天皇陛下が丑年生まれであられたことから「牛」なのだそうです。ちなみに我が家の双子パンダも丑年生まれです。ここで写真を撮るのが恒例です。

では、なぜ京都府の住人が東大阪の石切神社なのか?実はレッサーパンダは1999年にとても大きな手術をしまして、その時、大阪に住む母方の叔母がお札をいただいてくれたのが切っ掛けです(この話を書くと、とても長くなるので詳しくは、また別の機会に)。もうお分かりかもしれませんが、この石切神社さんは病気平癒、健康回復にたいへんご利益があるということで有名な神社なのです。

本殿前「三之鳥居」。どうして「三」なのか、駐車場側にも大きな鳥居があって三番目。

本殿前「三之鳥居」。どうして「三」なのか、駐車場側にも大きな鳥居があって三番目。

驚くほど多くの人が「お百度参り」真摯な祈りの行列です

石切神社の正式なお名前は「石切劔箭神社」(いしきりつるぎやじんじゃ)と言います。天照大神が孫の饒速日尊(にぎはやひのみこと)に大和の国の建国を命じ、その際に持たせた宝剣がいわれという事です。「石をも切り裂く宝剣」は転じて切れないものをも切り通す強い意志、願いを現します。

お百度参り。新年早々という事もありお参りする人がたいへん多い。必ず右回りです。

お百度参り。新年早々という事もありお参りする人がたいへん多い。必ず右回りです。

また、石切神社は「デンボの神さん」として、古くから大阪の庶民に親しまれている神社です。「デンボ」とは関西弁で腫物(はれもの)の事です。

参道の前には2本の「百度石」があり、この2本の柱の周りを祈願して回ります。

参道の前には2本の「百度石」があり、この2本の柱の周りを祈願して回ります。

昔は面疔やオデキの回復祈願だったようですが、最近では「癌」の病気平癒を願う方が多く、本殿前のお百度石の周りには真摯な祈りを捧げる参拝者が後をたちません。授与所で「お百度紐」を授かりお百度石を回るごとに一本ずつ折って回った数を数えます。

授与所で「お百度紐」を貸してくれます。心ばかりの心づけを納めてから借用します。

授与所で「お百度紐」を貸してくれます。心ばかりの心づけを納めてから借用します。

レッサーパンダは石切神社に通い始めてから18年になりますが、このお百度石のまわりに人がいなかったところを一度も見たことがありません。ここは家族や親しい人の健康や病の回復を祈願する人たちの関西におけるメッカなのです。

お正月は参詣の方が多いので、本殿の鈴は取り外されていました。

お正月は参詣の方が多いので、本殿の鈴は取り外されていました。

かわいい「祈り亀」に祈願達成を託して

本殿の横から、奥にある穂積殿に向かう途中に面白いものがあります。小さな社に陶器の小さな亀がいっぱい供えられています。

小さな祠で見落としてしまいそうです。数えきれないほどの祈り亀が供えられています。

小さな祠で見落としてしまいそうです。数えきれないほどの祈り亀が供えられています。

これは「祈り亀」と言って、願い事のある人が願い事を書いたお札を亀のお腹に収めこの亀池に供えます。亀は祈願したご本人に代わり毎日少しずつ(ゆっくりと)絶えることなく神様に願いを届けてくれるのです。この亀池で願いの叶った方は『石切劔箭神社上之宮』にもある亀池にひと回り大きな亀を奉納してお礼参りをします。

お札の下に切取り線があり、願いを書いて陶器の亀のお腹に収めます。お納めは500円。

お札の下に切取り線があり、願いを書いて陶器の亀のお腹に収めます。お納めは500円。

境内の本殿脇には本物の亀がたくさん飼われている放生池があり子供たちに人気です。

参道の脇にある亀の「放生池」。冬で冬眠しているのか亀がおらず子供は不満げです。

参道の脇にある亀の「放生池」。冬で冬眠しているのか亀がおらず子供は不満げです。

いつもの「おでん」と「赤飯」でお参りの仕上げ

石切神社の参道は少々変わっていて、普通の神社仏閣は駅から本殿を目指して「登る」ところが多いのですが、石切神社は近鉄奈良線・石切駅から「下る」形になります。(最寄り駅が神社より生駒山頂寄りの高い場所にあるからです。)

石切商店街は参詣のお客さんで大賑わいです。歩くのもたいへん。

石切商店街は参詣のお客さんで大賑わいです。歩くのもたいへん。

神社までの狭い参道はかなりの急坂で、行きは7分、帰りは15分というところでしょうか。参道には様々な商店や飲食店が軒を連ねていて歩くだけでも楽しい通りです。

「よもぎうどん」の大和屋さん。奥には座敷があり外から見るよりずっと広いお店です。有名人もテレビや雑誌の取材などでたくさん訪れており写真やサインを見て楽しめます。

「よもぎうどん」の大和屋さん。奥には座敷があり外から見るよりずっと広いお店です。有名人もテレビや雑誌の取材などでたくさん訪れており写真やサインを見て楽しめます。

レッサーパンダは毎年この商店街にある食堂で「よもぎうどん」と熱々の「おでん」を食べて帰るのを楽しみにしています。

この「おでん」が最高。どうしたら、こんなに美味しく出来上がるのか不思議です。いつも首を傾けながら食べています。奥が店の名物「よもぎの天ぷら」です。

この「おでん」が最高。どうしたら、こんなに美味しく出来上がるのか不思議です。いつも首を傾けながら食べています。奥が店の名物「よもぎの天ぷら」です。

帰りにはお土産に蒸し上がったばかりの「赤飯」と「おこわ」を買って帰ります。

赤飯とおこわは半分ずつでも詰めてくれます。毎年のお土産です。

赤飯とおこわは半分ずつでも詰めてくれます。毎年のお土産です。

今年も一家の無事を祈り「一年健康で過ごせますように」と手を合わせた石切神社参拝でした。それでは、またね。

石切劔箭神社へのアクセス

住所:〒579-8011大阪府東大阪市東石切町1丁目1−1

TEL:072-982-3621

交通:

公共交通機関

  • 大阪市営地下鉄「本町」駅より近鉄けいはんな線「新石切」駅まで約20分
  • 近鉄奈良線「鶴橋」駅より近鉄奈良線「石切」駅まで約20分、徒歩15分
  • 近鉄奈良線「生駒」駅より近鉄奈良線「石切」駅まで約5分、徒歩15分

車の場合

  • 近畿自動車道「東大阪」JCT経由阪神高速13号東大阪線「水走」出口より直進し四ツ目の信号を左折、約5分
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