おひとり様でも大丈夫!「京都モダンテラス」で優雅なひと時を
レッサーパンダです。先日、蒼井優さんと生瀬勝久さんのお芝居「アンチゴーヌ」を観に岡崎にあるロームシアターまで出掛けました。岡崎に着いたのは午前11時30分。お芝居の開演は午後1時だったので軽い食事をしようと隣接するレストラン「京都モダンテラス」に入りました。
京都会館のリニューアルオープンにともない生まれた新しいカフェレストラン
ロームシアター(京都会館)は2016年にリニューアルオープンしています。工事費捻出のために地元の電子部品メーカー「ローム株式会社」に命名権を売却し、現在の「ロームシアター」に変わったことは以前書きました。その際にこのレストラン「京都モダンテラス」もオープンしています。
以前、この場所が何だったのか、全く思い出せないのですがレストランではなかったように思います。ロームシアターはメインとなるホール・劇場以外に様々なユーティリティゾーンを持っており、その中にはレストランや書店、コーヒーショップ、多目的スペースなどを有しています。賑わいのスペースとして人が集う「パークプラザ」と名付けられています。
パークプラザは個別の区画に入ったお店の集まりではなく、互いに行き来できるバリアフリーな構造です。今回、お昼ご飯を食べた「京都モダンテラス」の入口は1階にある蔦屋書店の店内にあり、階段で2階の店舗へ上がっていくという構造です。
店内は「ライブラリー」をテーマにしているようで蔦屋書店で扱う個性的な書籍が展示されており、ウエイティングの時間や食後にその本を自由に読むこともできるのです。
三方向が窓の明るい店内と東山の自然を感じるテラス席
店内は仕切りの無いかなり広いスペースで、天井が高く三方が大きな窓ガラスになっていることから、店内はとても明るく開放的です。店内にはカウンター、テーブル合わせて100席あるそうです。また、店名の由来になっているテラス席が店舗を囲むように配置されており、席数は全部で60席。
当日はあいにく小雪が舞うような日だったのでテラス席は利用しませんでしたが、春になり天気の良い日には東山や平安神宮の大鳥居井など岡崎公園一帯を見下ろす特等席になるのでしょうね。立派なソファー席もありけっこう寛げそうです。
人気の理由は丁寧なサービスと確かな料理の味
訪れたのは土曜日のお昼前ということで、4組のお客が席に案内されるのを待っていました。聴くともなくお店のスタッフとお客さんの会話を聞いていたのですが、対応ぶりが大変丁寧でした。3人連れの女性たちに対して「4名席が空くのに時間がかかりそうです。もしよろしければカウンター席にご案内しますが、場所をご覧になりますか?」と案内しています。3人の内の1人が席を確認に行き、帰ってくるなり「カウンターで食べたい!カウンターにしよう!」と言っていました。一目見て、かなり気に入ったようです。
この日は「お一人様」だったので、レッサーパンダもカウンター席に座れるようにお店のスタッフにお願いしました。通されたカウンター席は長さ7~8mほどあり長くて綺麗、上等のバーの様な席でした。女の子が一目見て気に入ったのが分かった気がしました。
出されたメニューを見て「時間があまりないので手軽な物・・・」と思ったのですが、気になる料理を発見「国産牛のスフレオムハイシライス」。聞くと窯焼きで15分ほど時間がかかるとのことでしたが、何とか急ぎでとお願いしました。
また、カウンターの中ではコーヒーの豆を挽いており、とても良い香りがします。コーヒーと一緒にデザートも注文しました。出されたお料理、デザートともに中々のレベルでした。特にハイシライスは鉄鍋の底に「おこげ」が出来ており、ちょっと得をした気分でした。
結局、レストランでお昼を食べて、まだ20分ほど時間があったので、1階の蔦屋書店で何冊か気になる本を買い余裕をもって劇場に入ることができました。次はもう少し、余裕を持ってこの店のお料理を楽しみに訪れたいと思います。1階のPOPに書いてあったのですが「薪焼きによるお肉料理」が楽しめるようです。
今日は岡崎のロームシアターの2階、初めて行ったカフェレストラン「京都モダンテラス」のお話でした。それでは、またね。
京都モダンテラス
住 所:京都府京都市左京区岡崎最勝寺町13 ロームシアター 京都パークプラザ 2F
電 話: 075-754-0234
営業時間: 8:00~23:00
MORNING TIME 8:00~11:00
LUNCH TIME 11:00~15:00
定休日:不定休
料 金: レッサーパンダが食べたのは
「国産牛のスフレオムハイシライス」¥1200
「赤ワインのジュレとチョコレートムースのタルト」 ¥950
ゆっくりお料理を楽しみたい方にはランチコース¥2,800もあります。