200年前の京町屋がそのままカフェに!パンケーキ専門店「ラインベック」
堀川一条の清明神社に参拝した後、お腹が空いたので、どこかで軽く何か食べようということになりました。朝ごはんが遅かったこともあり、あまり晩ごはんに影響のない程度の「もぐもぐタイム」が希望です。そんなことを考えていたら「清明神社の近くにパンケーキのお店があるよ」と人から教えられたことを思いだしました。
京都・上京の路地裏、ちょっと迷ってしまいました
清明神社のすぐ裏と聞いていたので、当てずっぽうに歩いてみました。でも、その「すぐ裏」がなかなか見つかりません。困ってしまって、ちょうど通りかかった中学生ぐらいの女の子に「パンケーキの美味しい店があると聞いて来たのだけど知っていますか?」と聞いてみました。教えてもらったお店は、その場所からほんの目と鼻の先。
上京区の路地裏はどこも同じような通りが続き、油断すると方向感覚がおかしくなってしまいます。これ「京都あるある」ですね。白い麻に墨文字で店名を描いた暖簾がかかるお店が、すぐそこに見えます。
築200年の京町屋を使った雰囲気のあるお店
このお店、古い京町屋を改装して出来たカフェです。築200年だそうです。
落ち着いた店内はあちこちに町家の風情を残しています。飾り欄間(らんま)や襖(ふすま)が上手に使われていて、和洋折衷が違和感なく個性的な空間を作り上げています。
照度を押さえた灯りが作る影と、奥の坪庭から入る自然光が不思議とマッチして独特の雰囲気です。ちょっと小声で内緒話をしたくなるようなお店です。
実は有名店「松之助」(まつのすけ)の姉妹店です
実はこのお店は「松之介」という中京区高倉御池にあるカフェの姉妹店です。平野顕子さんという料理研究家がアメリカの有名な料理研究家、シャロル・ジーンさんから教わった素敵なメニューを提供して有名になったお店です。特にケーキやスコーン、ホームメイドビスケットなどが人気です。
姉妹店であるラインベックでも「松之助」のケーキやスコーンを食べることができます。今日の目当ては京都で人気ナンバーワンのパンケーキなのですが、こちらもとても魅力的です。余談ですが、この「松之助」というカフェらしからぬ店名は能装束を作っていた平野顕子さんのお爺さんのお名前だそうです。
とても大きなパンケーキ!レストラン・ランチよりもボリューム大!!
いよいよお待ちかねのパンケーキです。この日は家族4人別々のパンケーキを楽しみました。
頼んだのは「バナナ・キャラメルパンケーキ」、「サワークリーム・ブラックカラントパンケーキ」、「小倉パンケーキ」、「ストロベリー・パンケーキ」です。
レッサーパンダは「ストロベリー・パンケーキ」を頂きました。たっぷりの生クリームにチョコレート、イチゴの相性は抜群です。まちがいなしです!
ふわふわでモッチリしたケーキに、メイプルシロップをたっぷり浸して食べるのがラインベック流です。パンケーキは意外と軽いのですが、クリームのボリュームがありすぎで後半ちょっと、しんどかった。
次は松之助のケーキやスコーン、キッシュが食べたい
先にも書いた本店の松之助は京都では有名店です。レッサーパンダはまだ行ったことが無いのですが、ケーキやスコーン、キッシュなど自然派で素朴だけれど、満足度の高いお店だそうです。
パンケーキに大満足したレッサーパンダは「次は松之助のスコーンかな」などと考えながら帰路につきました。
今日は京都で一番と噂のパンケーキ専門店「ラインベック」のお話でした。それでは、またね。
パンケーキハウス「ラインベック」
住所:京都府京都市上京区大宮通中立売上ル石薬師町692
電話:075-451-1208
営業時間:
【Morning (Morning Menu)】8:00~10:00
【Cafe (Dessert Menu)】10:00~18:00(L.O.17:30) 火曜日定休
交通:
・今出川大宮バス停より徒歩約5分、
・市バス50系統/大宮中立売バス停より徒歩7分
・市バス9・12系統/一条戻り橋より徒歩7分
※ちょっと場所がわかりにくいのでお店が出している地図を付けてみました。
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