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2018-08-12

映画×オーケストラの感動体験!!スター・ウォーズinコンサート JAPAN TOUR 2018

映画鑑賞が趣味という方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。レッサーパンダも映画が好きで自宅でブルーレイになった映画作品をよく見ます。でも、やはり劇場の大きなスクリーンでの鑑賞とは迫力が格段に違います。特に音楽にいたっては、自宅だと家族に遠慮してボリュームをかなり下げて観ています。何ともストレスが溜まりますよね。出来れば好きな映画を最高の音響で楽しみたい・・・今回、その願いが叶いました。大好きな「スター・ウォーズ」のシネマコンサートがあると聞き大阪・中之島にあるフェスティバルホールに出かけてきました。

フェスティバルホールは好きな劇場のひとつ。この長い階段、雰囲気あって最高です。

フェスティバルホールは好きな劇場のひとつ。この長い階段、雰囲気あって最高です。

不朽の名作「新たなる希望」がシネマコンサートに

ご存知ない方の為に説明をすると、シネマコンサートとは大きな劇場スクリーンで上映される映画のセリフや効果音はそのままにオーケストラが劇伴音楽を生演奏するという企画なのです。今回の演目はなんと「スター・ウォーズ/新たなる希望」です。ご存じの方も多いと思いますが、「新たなる希望」は1977年から今日まで続くスター。ウォーズ・サーガの第1作目なのです。シリーズの中の名作中の名作です。8月4日(土)18:00からの公演に参加したのですが、レッサーパンダは本当にこの日を楽しみにしておりました。

ストーリーの原点「エピソードⅣ・新たなる希望」。シリーズ8作目まで影響を及ぼす作品。

ストーリーの原点「エピソードⅣ・新たなる希望」。シリーズ8作目まで影響を及ぼす作品。

ロビーでの生演奏が期待を盛り上げる

今回のコンサート、誰もが知っている御馴染の曲が多数演奏されるということもあって2700席が早い時点で完売していました。この日も開場を待って多くのスター・ウォーズファンが詰めかけました。コンサートホール前の広いホワイエも人でいっぱいです。そこへフードの着いた「ジェダイ・コスチューム」を着た男女4人が突然現れました。手にはライトサーベルならぬバイオリンやチェロなどの弦楽器。なんとホワイエでいきなりコンサートが始まったのです。予期せぬプレゼントにホワイエにいた観客は大喜び!10数分のミニコンサートでしたが劇中曲の生演奏はコンサートへの期待をいやがうえにもかき立てます。

ロビーでのコンサート風景。前ぶれもなく始まったサプライズに観客は大盛り上りです!!

ロビーでのコンサート風景。前ぶれもなく始まったサプライズに観客は大盛り上りです!!

あの超有名な「オープニング・クロール」が生演奏で!

映画スター・ウォーズの鉄板になっているのが「遠い昔はるか彼方の銀河系で・・・」というオープニング・クロールです。一瞬の沈黙のあと金管楽器の華々しいファンファーレが続きます。世界中の誰もが知っているスター・ウォーズのオープニングです。今回、その音楽を東京フィルハーモニー交響楽団の生演奏で聞けたのですが、始まりとともに本当に「鳥肌」ものでした。巨匠ジョン・ウィリアムズが手掛けた重厚で甘美な音楽の数々は本当に40年という時間を感じさせません。こういうのを本当の「名作」と言うのでしょうね。

フルオーケストラの演奏はスぺエースオペラ「スター・ウォーズ」の世界観にベストマッチ。

フルオーケストラの演奏はスぺエースオペラ「スター・ウォーズ」の世界観にベストマッチ。

それにしても、3時間近い映画の劇伴音楽を演奏するのは傍目から見ていても大変そうです。上映中もオーケストラは、ずっと舞台上で待機しています。映画のシーンや台詞に合わせてタイミングを一瞬たりとも逃さない演奏は「さすがプロ」ですね。普段のコンサート以上に、かなりの練習を積まれのではないでしょうか。

オーケストラの臨場感によりスター・ウォーズ世界の輪郭がより鮮明に

シネマコンサートでは普通の映画上映と違い必ず途中休憩が入ります。観客はトイレにたったり、ホワイエでお酒をいただいたりして短いブレイクタイムを自由に過ごします。不思議なのですが、通常の映画館では途中トイレに立ったりすると緊張感が一変に途切れて、なかなか映画の世界に戻ることができません。

幕間にいホワイエで一杯。これがまた最高なのです💛💛💛

幕間にいホワイエで一杯。これがまた最高なのです💛💛💛

しかしシネマコンサートでは「演奏の後半の部が始まる」といった感覚で、すぐまた映画の世界に引き込まれていきます。この辺りは生演奏の臨場感と深く関係しているのかもしれません。それにしても(最近の映画館は音響がすごく良くてサラウンド効果などは素晴らしいのですが)やっぱり生演奏は何かが違うのです。オーケストラの生演奏は映画の輪郭をよりいっそうくっきりとさせます。あえて例えるならば、デジタルの平板はスクリーンを血の通った劇場演劇にしてくれるように思えます。(ちょっと言い過ぎかな?笑)

劇中の宇宙戦闘シーンがこの映画の見せ場。臨場感ある演奏が冴えるシーンでもあります。

劇中の宇宙戦闘シーンがこの映画の見せ場。臨場感ある演奏が冴えるシーンでもあります。

生演奏の「スター・ウォーズ」に酔いしれた一夜

それにしてもスター・ウォーズという映画を何度見たことでしょう。特に「新たなる希望」はテレビ放映で再放送されていたり、自らDVDやブルーレイのコレクションを持っているので回数を思いだせないぐらい見ています。今回のシネマコンサートでは映画館とは違う迫力に圧倒されてしまいました。実は今年の春に「ラブ・アクチュアリー」というラブコメディーのシネマコンサートに出かけたのですが、そこですっかりシネマコンサートの魅力にとりつかれたのです(「ラブ・アクチュアリー」も素晴らしかった)。聞くところによると昨年の10月に「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」がシネマコンサートとして実現しているとのこと。今後、各シリーズも上演されるのではないかと、ひそかに期待しています。まだ、たった2回のシネマコンサート体験ですが、すっかりファンになっている自分がいます。スター・ウォーズのシリーズ化をぜひとも早期に実現させてほしいものです。

コンサートの余韻を楽しみながら歩いて駅まで。中央がホールのあるフェスティバルタワー。

コンサートの余韻を楽しみながら歩いて駅まで。中央がホールのあるフェスティバルタワー。

シネマコンサートに大満足の一夜となりました。今日は大阪・フェスティバルホールで開催されたシネマコンサート「スター・ウォーズinコンサートJAPAN TOUR 2018」のお話でした。それでは、またね。

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