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2018-09-16

不思議作家・西尾維新の展覧会『西尾維新大辞展』に行ってきました!!

レッサーパンダです。皆さんは『西尾維新』(にしおいしん)という作家をご存じですか?小説家(主にライトノベル)で脚本家、アニメの原作者でもある人物です。1981年生まれと言うから、まだ37歳です。(若い!!)レッサーパンダはこの人が書いた「化物語」という小説が好きで、テレビアニメになった頃からのファンです。今日のブログは西尾維新を知らない人には「なんのこっちゃ??」という内容ですが、辛抱して最後までお付き合いくださいね。

JRや各私鉄沿線の駅でPRポスターをよく見かけます。

JRや各私鉄沿線の駅でPRポスターをよく見かけます。

一冊の辞典に模した西尾維新の作家活動の歩み

西尾維新の作家デビューは20歳、立命館大学在学中です。今回の企画はデビューから15年、彼のこれまでの歩みを「1冊の辞典」と言う形で紹介しています。

この展覧会ツアーの最終地がここ京都です。展示規模もこれまでの最広、最大だそうです。

この展覧会ツアーの最終地がここ京都です。展示規模もこれまでの最広、最大だそうです。

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基本展示会なのだけれど、この作家らしい独自の世界観が表現されています。展示各コーナーのアイキャッチには「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、と辞書の索引のような見出しがついていて、これまでの作品群ごとに整理整頓(?)されています。また、コーナーごとにミニアトラクションがあって制作秘話を紹介するコーナーや西尾自身がすすめるアニメ化やドラマ化された作品の名場面集、体験型シアターなどけっこうな見応えです。

会場が広いので写真ではわかりませんが、けっこうな人ででした。滞在時間も長い!!

会場が広いので写真ではわかりませんが、けっこうな人ででした。滞在時間も長い!!

面白かったのはプロジェクションマッピングとAIを使った登場人物やキーワードの説明コーナー。ガランとした広い部屋の白い壁面を見ていると天井から人物名やキーワード、登場人物の決め台詞が降ってきます。その言葉に直接手で触れると詳しい説明文が現れます。文章で書くと、何んとも言えない浮遊感や文字が現れては「はじける」感覚が伝わりにくいと思うのですが、これ、けっこう遊べました。

シリーズの枠を超えた登場キャラのビジュアルコーナー。撮影可なので記念写真撮る人多し。

シリーズの枠を超えた登場キャラのビジュアルコーナー。撮影可なので記念写真撮る人多し。



また、展示の終わりには、西尾維新の作品の系譜をビジュアル化したコーナー(天井から俯瞰すると「コの字型」の壁面に囲まれたコーナー)があり、関連書籍の展示とともに彼が書いた文章を数値化してグラフにする(どの作品発表時には何文字書いた)という独特の表現方法で楽しませてくれます。西尾維新は作品を書くのが恐ろしく早い作家なのだけれど、この年表を見ていると、まるでマシンガンのように仕事していることがよくわかります。

西尾維新の作家活動を俯瞰できる大年表。彼の創作速度の速さが本当によくわかる。

西尾維新の作家活動を俯瞰できる大年表。彼の創作速度の速さが本当によくわかる。

大好きだった「物語シリーズ」の背景を改めて確認。シークレットだった作家の普段も少しだけオープンに

レッサーパンダが西尾維新の世界にふれたのは2009年にアニメ化された「化物語」という作品。主人公・阿良々木暦(あららぎこよみ)と彼に出会った少女たちの、「怪異」に関わる不思議な物語です。登場人物のネーミングやキャラクター作りが独特です。(例/戦場ヶ原ひたぎ、八九寺真宵、阿良々木 火憐、千石 撫子、読めますか?)レッサーパンダは中でも「忍野忍」というキャラクターが好きです。外見は8歳児に見えるけれど実は600歳と言う伝説の吸血鬼なのです。主人公の阿良々木暦のことを「主殿(あるじどの)」と呼び、怪異と関わる主人公のピンチを助けてくれます。

登場人物の忍野 忍・等身大フィギャー。もし販売していたらプレミア物ですね。

登場人物の忍野 忍・等身大フィギャー。もし販売していたらプレミア物ですね。

今回の展示会ではキャラクター間の関係性や背景が丁寧に描かれているのも面白かったですね。(忍は本名キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。「うつくし姫」の称号を皇帝から与えられるほどの美貌の持ち主であったが、外面だけが評価され内面を見てもらえないことを悩んでいた。魔女の贈り物で外見が透き通り心が透き通る魔法を掛けられるが、外面を上回るほどの内面の美しさにより、多くの人間が最上の捧げ物として命を手放すようになり人間でありながら吸血鬼伝説を築くに至った。などなど)この展示会、普通じゃないところは展示物を見学するのではなく、本当に読む展示会なのです。そうそう、それともう一つ面白かったのは作者の作業場の再現コーナーがあって恐ろしい数の作品がどんな場所で作られてきたのかがビジュアル化されています。西尾維新はどうやら背もたれの無い椅子で作家活動を続けているようです。



西尾維新はこんな小机と背もたれの無いチープな椅子で作家活動をやっているようです。

西尾維新はこんな小机と背もたれの無いチープな椅子で作家活動をやっているようです。

西尾維新史上、“最広”で“最京”の一冊というコピーに偽りなし!!

結構見応えのあるというか読み応えのある展示会です。開場も本当に広い。レッサーパンダは「物語シリーズ」の一部しか知らないのですが、他にも「戯言シリーズ」、「忘却探偵シリーズ」などの濃厚なコーナーがあって読んでいればなお楽しめたのだと思います。もう展示会の終了間際なのですが、もし、これから行かれる人がいたらお薦めしいたいのが音声ガイドです。各作品の登場人物がコンビで会場案内をしてくれます。シリーズごとに声優さんが違っていて「物語シリーズ」しか知らないレッサーパンダのような人でも楽しめますよ。

西尾維新にはコアなファンが沢山います。会場を見る限り、もの静かな人が多いようです。

西尾維新にはコアなファンが沢山います。会場を見る限り、もの静かな人が多いようです。

今日は京都文化博物館で開催中の『西尾維新大辞展』のお話でした。それでは、また。

西尾維新大辞展 ~京都篇~

場所:京都文化博物館

〒604-8183京都市中京区三条高倉

電話:075-222-0888

会期:2018年9月17日(祝)まで

開室時間:午前10時~午後6時まで

入場料:一般・大学生1400円、高校生700円、中学生500円(音声ガイド付き3000円)



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