レストラン&カフェ SALAO サラオ~子供にテーブルマナーを教えたくなるお店
少し春めいてきましたね。レッサーパンダです。今日はレストランのお話です。先日、土井善晴先生の一汁一菜「贅沢せずに本来の食を考えよう」などというお話を書きました。「その舌の根も乾かないうちに、また贅沢噺ですか!?」という声が聞こえてきそうです。それでも書きたいレストランのお話があります。美味しいレストランのお話にどうぞ、お付き合いくださいね。
「大人のチキンライス」で有名な実力派・洋食店
今日、ご紹介するのはレストラン&カフェ「サラオ」というお店です。もう開店して10年になり、今や京都市内では人気のビストロになっています。京都市役所のすぐ側という立地の良さと「みんな大好きな名物料理」があるからです。その名物料理はチキンライスです。「えぇ、チキンライス??」という声が聞こえてきそうですが、こちらのチキンライスは少々、他所とは違います。その名も『大人のチキンライス』。
普通、チキンライスというとケチャップ味で炒め、チキンが入ったピラフ的な料理をイメージしてしまいます。しかし、こちらのチキンライスはひと味違います。ジューシーな鶏肉の中にピラフとウズラの卵を詰めてじっくりとオーブンで焼き上げたお料理です。添えられるソースはトマト、カレー、デミグラスソース(ビター)、デミグラスソース(マイルド)、期間限定ソースから選べます。
まさに大人の一皿です。今ではこの『大人のチキンライス』を目指して来店する人が多く「サラオと言えばチキンライス」ということになっています。
チキンライスだけじゃない!夜のコースも大満足!
美味しいチキンライスを食べることができるサラオですが、実はその本領はディナーにありました。シェフは長らくフレンチのお店で修行を積んだ方とのことで、あえて「大人のチキンライス」を外したディナーコースを注文してみました。
フレンチをベースにアレンジしたオリジナリティ溢れるお料理はどれもため息ものです。フォアグラに九条ネギ、イベリコ豚に万願寺唐辛子と京都らしさも忘れません。一番贅沢な「シェフおまかせコース」でも1名5000円と、たいへん良心的な価格も◎です。
子供に「レストラン・マナー」を教えたくなるお店
ご存じのようにレッサーパンダ家には食べ盛りの小学生の娘が二人います。よく家族連れで食事に出かけます。このお店、嬉しいのはフォーク&ナイフなどカトラリーもちゃんと揃えてありますが、必ずお箸が添えられていることです。フォーク&ナイフの練習をしながら「もう…ちょっと限界…」という時はお箸に持ち替えて美味しいお料理を楽しめるのです。気兼ねなく子供に『レストランでのマナー』を教えることができるお店です。また、もっと小さなお子さん連れのファミリーにはお座敷もあります。デートカップルや接待で来店した大人をがっかりさせませんし、何よりお父さん、お母さんが周りに気を使わずに美味しい料理を存分に楽しめます。
できる子は何をやらせても1番なのです!!
その昔、小学生の頃「かけっこはいつも一等賞」、「テストは100点」、「女の子にも優しい」そんな友達がいました。『できる子は何をやらせても1番』なのです。サラオは正にそんなレストランです。ちなみにサラオのホームページを見てみると店名の由来が書いてあります。「サラオとは、アマゾンの奥地、密林のなかにぽっかりと開けた小さな沼の名前です。その沼には不思議と塩分を含んでおり、ジャングルの様々な生物が集まり、ミネラルの補給と体内の浄化をします。全ての生物にとって”体を癒し、安心できる場所”私共の店もそうありたいと願って命名しました。『街のサラオを皆様に・・・』をコンセプトに小さなお子さまからお年寄りまで心の暖まるサービスでおもてなし致します。」
なんと優等生的なネーミングでしょう!!それでもサラオは単なる「できる子」ではなくて『実力派の優等生』なのです。
今日はぜひとも紹介したかった洋食のお店「サラオ」のお話でした。それでは、また。
レストラン&カフェ SALAO サラオ
場 所:〒604-0941 京都府京都市中京区御幸町通御池上る亀屋町379−1
電 話:075-213-0201
交 通:地下鉄東西線 京都市役所前下車、ゼスト御池10番出口(御幸町東北側)を出て右に曲がってすぐ
※駐車場は無いので市営駐車場や民間のパーキングを利用してください。
料 金:
【ランチ】
大人のチキンライス:1,000円~、サラオ洋食プレート(3品):1,350円~、ステーキランチ:1,500円
【ディナー】
サラオプチコース:1,850円、サラオスペシャル:2,100円、シェフのおまかせコース(要事前予約):5,000円
※人気店なので週末はランチでも電話予約をお勧めします。
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