「パンカラト ブーランジェリーカフェ」ミシュラン星付きのフレンチが手掛けた特別なパン屋さん
こんにちはレッサーパンダです。最近の外国人旅行者、特に中国人観光客の多さには少々、うんざりしていますが、悪いことばかりではありません。旅行者が増えるとホテルが新しく建てられ、素敵なレストランやカフェも増えるのです。レッサーパンダの職場、大阪・北浜にも新しいホテルができました。
新しいホテルにできた魅力的なブーランジェリー
新しくできたホテルは「ザ ロイヤルパークホテル キャンバス 大阪北浜」。6月7日にオープンしました。個性的なデザインのシティーホテルです。
その1階に開店したのが「パンカラト ブーランジェリーカフェ」。実は10年以上ミシュランの星を獲得しているフレンチレストラン「リュミエール」が特別な思いを込めてオープンしたのがこのお店なのです。
「ブーランジェリー」というフランス語は最近かなり一般的になってきましたね。ブーランジェリー=パン屋さん??でも、本場フランスのブーランジェリーはもっと特別な意味があるようです。ブーランジェリーはパン作り職人がその厨房で手作りしたパンを、作ったその場所で売る店のこと。フランスでは法律でそれが決められていて、とても権威があるそうです。星付きフレンチレストランが満を持してオープンした『ブーランジェリー』。そのパンが美味しくないはずがありません。
KARATO(カラト)がこだわる「日常の小さな贅沢」
店名の「KARATO」は星付きレストラン・リュミエールのオーナーシェフ・唐戸 泰(からと・やすし)さんの名前からとられています。お店の広さは奥行き7m、幅5m弱。そこに3つのテーブル席とカウンターを持つカフェスペースも入っています。コンパクトですが、けっして狭い印象が無いのが不思議。
レッサーパンダのおすすめは厨房に近いカウンター席です。焼き上がったばかりのパンのいい香りを楽しめますし、タイミングが良ければパンが窯から出てくるところも見えるのです。
そうそう、窯で思い出しましたが、このブーランジェリー、お店のスペースより厨房の方が広いのです。その理由はこだわりパンを大量に焼いていることもありますが、カフェで提供する食事も本格的だからです。唐戸シェフは「野菜の美食」をテーマにフレンチを極めている人ですが、そのテーマをこの小さなカフェでも再現しようとしているようです。
この店のパンはオーガニックの小麦や米粉を使った体に優しいものばかり。そのパンを引き立てるのがこだわりの野菜たちです。小さなパン屋さんには贅沢すぎる厨房ですが、唐戸シェフが目指す「日常の小さな贅沢」を提供するには、これほどの厨房が必要なのだと納得してしまいます。
シーンに合わせて楽しめる素敵なパン屋さん
これまでレッサーパンダはこのお店を3度訪れました。朝食、昼食、夕食と訪れるたびに違う顔を見せてくれます。朝はカフェオレとシナモンロール、昼はトマトとバジルがたっぷりのオープントーストと濃いブラックコーヒー、夜は「パンと野菜の遊園地」と名付けられた楽しい一皿。オーガニック野菜とフランス産AOP醗酵バターを使ったカムブロート風の食事パンをちりばめた料理はビールとの相性ばっちりです。
ふらりと行ける「居心地の良い店」がまた一つできました
北浜は大阪の象徴的なビジネス街です。それゆえ、飲食店の激戦区です。特にお昼などは慌ただしくて12時にお店に入っていたのでは並ばないと座れない店があちこちに見られます。「パンカラト ブーランジェリーカフェ」は、そんな忙しない街のオアシスになりそうです。忙しいお昼はパンのテイクアウト、一人の朝食や、会社の帰りに一息つきたいときには絶好の隠れ家になりそうです。また一つ居心地の良い素敵なお店が北浜にできました。
今日は星付きレストラン・リュミエールが6月に開いたブーランジェリー「パンカラト ブーランジェリーカフェ」のお話でした。
それでは、またね。
パンカラト ブーランジェリーカフェ
場所:大阪市中央区北浜1-9-8 ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜1F
アクセス:京阪電車「北浜駅」3番出口に直結
営業時間:8時~21時 年中無休
TEL :06-6575-7540
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