新型コロナウイルスと在宅勤務、いつまで続くやら!?
こんにちはレッサーパンダです。4月も終盤になり桜も散ってしまったというのに、ニュースは連日「新型コロナウイルス」の話題ばかりです。国内の感染者数はなんと9,795人にのぼり(4月18日現在)もう今日にでも1万人を越えようとしています。はじめは「単なる流行風邪」と高を括っていたのですが、生活に様々な影響がでています。
仕事が在宅勤務(テレワーク)になりました!
新型コロナウイルスが流行しだして、一番の変化は仕事のスタイルが変わったこと。4月8日より在宅での勤務になりました。「テレワーク」というとカッコいいのですが、つまりはパソコンと携帯を自宅に持って帰って会議や資料作りを家でやりなさいということです。最近は社内の専用テレビ会議システム以外に「Zoom」なんていう無料のテレビ会議システムなどもあり、予想以上に機能しています。
これまで「厄介な話はやっぱり顔を合わせないと!」と頑なに思っていました。それが、ことのほかメールと電話で解決できることにあらためて気づきました。「これなら、もっと早くにテレワークすればよかった!」と思える場面もあります。やっぱり「仕事は会社で!」という先入観が強かったようです。
覚悟はしていたけれど、やっぱりストレスが溜まります
いっけん楽そうに見える在宅勤務ですが、思わぬ落とし穴もあります。自宅で仕事をするというのは思いのほかストレスが溜まるものだということが分かりました。
レッサーパンダは毎日1時間半かけて電車通勤をしています。在宅勤務になってあらためて「通勤の時間って大事だよなぁ」と感じています。通勤は電車に乗っているだけでなく歩いたり、階段を上がり下がりしたり結構運動をしていたことに気づかされました。最初の3日で太りだし、次に食欲がなくなり今度は痩せだしました。便秘になったり急に下痢になったりと体調の変化も困ったものです。「これではいけない!!」と一念発起し、1週間前から早朝ウォーキングを始めました。
朝6時に起き、約3キロのコースをせっせと歩いています。早朝の人が少ない時間に歩くのは本当に気持ちがいいものです。それでも出社している時に比べると運動量は全然少ないのですが、何もしないよりはずっと良いと信じて毎日続けています。
また、仕事に関しても「テレビ会議というのは思う以上にストレスが溜まる」ことに気づきました。会議の参加者が多い時などは30分、下手をすると1時間近くパソコンの画面を無言でにらみ続けないといけません。これが結構きついのです。デスクワークに関しても初めは「一人で集中できて捗る」と思っていたのですが、足りない資料があったり、ちょっと人に聞きたいことがあっても(当然ですが)まわりに人はいない。書類のスキャンやコピーなど自宅で出来ないこともあります。業務のパフォーマンスでいうと通常の60%程度でしょうか。1日、2日ならいいのですが、何日も続くとこれは辛いです。
何より、一番のストレスは会社の人たちの顔を見ることが出来ないこと。普段周りに居てくれる人たちが居ない。これは本当にストレスです。レッサーパンダはもういい年の大人ですが、一人で仕事をしているとこの年でも不安だし、考え込むような時もある。いかに自分が周りの人たちに支えられて仕事をしていたかが身に染みています。
会社の部下たちと朝9時と夕方5時にテレビ会議で毎日ショートミーティングをしています。いつの間にか、それを日々の楽しみにしている自分に気が付きました。人生の先輩たちが訳知り顔で「人間ってやっぱり一人じゃ生きられないんだよね。」なんて言うのを冷めた目で見ていたことがありましたが、「これ本当だよ」と改めて実感しています。
在宅での過ごし方・良いこともあるよね
何だかネガティブな話ばかりを書きましたが在宅勤務には良いところもあります。一番は家族、子供たちと一緒に食事をし、話をする時間が増えたことです。小学生の子供たちは学校がお休みです。お母さんパンダは看護職なので、在宅勤務という訳にはいきません。そこで、朝食の準備はお父さんパンダの仕事です。晩御飯も時々、子供たちと一緒に作ったりしています。日々の会話の中から子供たちが今、何に関心があるのかが分かったりします。「宿題さぼっているな」とか「水泳で50m泳げるようになった」とか、「パソコンや携帯電話を欲しがっているな」(ちょっとビックリ!パソコン使えるの!?)とか、子供を見る目が変わってきました。これは、やっぱり在宅勤務の良いところではないでしょうか?
この先、一体全体どうなることやら・・・
2月、新型コロナウイルスの感染者が都市で発生しだしたこころ、終息は4月頃などと言っていました。今では「夏中、マスクしないと・・・ひょっとすると、このまま秋まで続くのでは・・・」などと不安になるような話が聞こえてきます。この先、お給料をちゃんともらい続けられるのか?在宅勤務のストレスで駄目にならないか、次、出社した際に、敏速に業務に戻れるのか・・・。不安が募ります。
でも、そもそも、こんな発想がダメなのかもしれません。死者も多数出ている緊急事態に『まだ、会社のこと考えているの?』ドイツ人やアメリカ人からすれば、建前で生きるワーカーホリックな日本人はお笑いかもしれません。確かに冷静に考えると「不要不急の外出はやめましょう!」、「人との接触を8割減らしましょう!!」などとテレビのワイドショーやバラエティー番組で連呼していますが、何だか「ほわん」として(テレビに出ているあなた方はどうなの??)説得力が無いですね。ある朝起きたらテレビが青い画面になり、白い文字で「コロナウイルス対応の為、しばらく放送いたしません。新聞をご覧ください!」なんて出ていたらインパクトがあるかも知れませんね。もし、そんなだったら日本の国の本気を感じてしまいますよね。今の日本は、まだまだ根拠のない「この国は大丈夫」というのんびり屋さんが多いのかもしれません。
それにしても、この状態いったいいつまで続くのでしょうね。危機感を持って気を付けていこうと思います。
今日は新型コロナウイルスと在宅勤務のお話でした。それでは、またね。
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