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2017-09-04

美味しいウナギ飯で夏バテ知らず。元気をつけています!

こんにちは、レッサーパンダです。皆さん鰻はすきですか?レッサーパンダは鰻が大好物で、やっぱり蒲焼がいいですね。ここ何年かウナギの稚魚があまり採れず高騰が続いておりましたが、今年はどういうわけか稚魚が沢山採れて、多少、蒲焼も値下がりしているのだとか。また、ご存じのように今年は7月25日、8月6日と2回も「土用の丑の日」があった年で、レッサーパンダも例年になく鰻丼を堪能いたしました。もう1カ月以上近く前になるのですが、会社の側で美味しい鰻が食べられる穴場スポットを見つけましたのでご紹介したいと思います。

ちょっと外からはわからない隠れ家スポット。

この日は、ふらっと一人でお昼ご飯を食べに出かけました。以前から前を通って気になっていた「かんてきや」という店に出かけました。人を誘っていくと「ハズレ」だった場合、一緒に行った人に悪いので、知らない店に行くときは一人で行きます。場所は大阪市中央区瓦町、堺筋本町を西に10分ほど歩いたところです。何やら京都の町家、ウナギの寝床の様な風情です。この前、ご紹介した「梅の花」にちょっと似た演出ですね。レッサーパンダはどうもこういうお店に惹かれるようです。

長い板張りの廊下が続きます。

長い露地を入ると、また右にひと折れ。中庭に出たところで、はじめて店の玄関があらわれます。

奥に向かってまだまだ路地が続きます。

お店の入口。都会の真ん中に不思議な空間が・・・。

店に入ると、オフィッス街の真ん中とは思えない異空間です。ちょっと暗くて涼しくて・・・居心地の良い店内です。

1日15食限定の「鰻釜飯膳」を注文。

美味しいお魚にこだわりのある店のようでランチは全て魚介が中心です。ウナギ好きのレッサーパンダは迷わず「鰻釜飯膳」を注文しました。

1階はテーブル席とカウンター。2階は座敷の個室です。

1日15食限定らしく「最後の1膳」にすべりこみセーフでした。店内を見渡すと女子率かなり高し!です。この日、来店の男性はレッサーパンダ一人でした。レッサーパンダの偏見かもしれませんが、女子率の高い店は美味しいけれどボリュームが無い、値段のわりにポーションが低い・・・という先入観がありまして・・・「まぁ、所詮、1,000円の鰻。あまり期待せずにおこう」と。

メニューです。魚中心の定食で一律1,000円です。

待つことしばし、10分から15分ぐらいか。「ランチタイムの料理にしては待たせるなぁ」と独りでブツブツ言っていると料理がやってきました。

鰻は関西風の蒸されていない焼きです。薬味も楽しい。

なんと御客の注文を聞いてから釜飯を準備していたようです。鰻釜飯と共に「だし巻き卵」とお漬物、薬味と出汁の土瓶がついています。どうやら「ひつまぶし」で食べなさいということらしいです。レッサーパンダのルールで「出された出汁は最初に飲んでみる」というのがあります。出汁で、その店の料理ってだいたいわかりますよね。出汁は「これ昆布だし??」良く言うと大変上品、あまり主張をしてこない淡白な感じです。

「ひつまぶし」風にいただくのが王道でしょう。

まず1杯目は、そのまま鰻丼でいただきます。次は薬味で・・・ここまではセオリー通りですね。最後の出汁茶漬けが、なかなか美味しかったぁ。先ほどの、あまり主張しない出汁の加減がちょうど良いのです。薬味の木の芽や塩山椒、ぶぶあられなどを好みで入れて食べるのですが、先ほどの出汁が上手くまとめてくれます。

出汁がウナギの美味さを引き立てます。サラサラと3膳目です。

釜だきのご飯もけっこうボリュームがあって、あぁ~満足です。1,000円ひつまぶし・・・コストパフォーマンス高いです!

鰻は夏の食べ物のように思いますが、実は鰻の旬は「秋」です。(夏=鰻という図式は、土用の丑を江戸時代に言い出した平賀源内という発明家の宣伝だそうです。)鰻が美味しいのはこれからです。レッサーパンダもせっせと鰻を食べたいと思います。もし、御堂筋、堺筋界隈で、ちょっとゆっくりお昼を食べたいとお考えの方に、ぜひ、おすすめです。夜も季節のお魚料理や魚介の焼き物が楽しめますよ。それじゃ、またね。

 

PS:「かんてき」の意味知ってますか?

「かんてき」とは関西弁で「七輪のこと」です。どういうわけか?? 短気、癇癪持ちのことも「かんてき」、「かんてき起こす」(火を起こす)などと言うようです。

 

「かんてきや 瓦町店」さんの場所は

〒541-0048 大阪市中央区瓦町3-2-7

TEL 06-6228-3666

(月~金) 昼 11:30~14:00(ランチ) 夜 17:30~23:00

(土曜日) 夜 17:30~22:00

(定休日) 日曜・祝日

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