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2018-06-12

この本読みました!堀江貴文×落合陽一「10年後の仕事図鑑」・・・10年後私たちの仕事と生き方はどう変わっているのか??

時々、自分自身を振り返って「偏見の多い人間だなぁ。」と反省する時があります。その偏見のせいで長い人生において自分自身がどれほど損をしていたことか。実は元・ライブドアの堀江貴文さんに関しても勝手な思い込みで「ちょっと胡散臭い人」、「目先のお金儲けしか考えていない人」と思い込んでいました。今回、「10年後の仕事図鑑」という本を読んで考えが大きく変わりました。

残る仕事、無くなる仕事、新たに始まる世界でどう生きるか?

この本はメディア・アーティストの落合陽一さんとの共著です。落合さんは若干31歳にして筑波大学准教授・学長補佐。他にも電通や博報堂のブレーン、自身が経営する複数の会社のCEO、文筆業やテレビ出演などマルチに活躍する鋭才です。本書は堀江貴文さん(以下、ホリエモンさん)と落合陽一さん(以下、落合さん)が得意分野であるITやAIの進化を軸に10年後の世の中を予測するという内容の本です。本の中ほどの章では「無くなる仕事、変わる仕事」という内容で現在の職業を具体的に評価しています。(このあたりが仕事図鑑の所以ですね。)友人に語りかけるような読みやすい文章も手伝って、1時間半で読めてしまいました。

ホリエモンの顔を見るのも嫌な時期がありました。完璧な食わず嫌いでした。(反省)

ホリエモンの顔を見るのも嫌な時期がありました。完璧な食わず嫌いでした。(反省)

世界は(過去の200年に比べ)この20年で「インターネット」や「携帯端末」、「AI」の進化により凄まじい速度で変化しています。実は二人の共通の見解は「苦役のような仕事にしばられる時代は終わる」、「AIに仕事を奪われると思っている時点で搾取される側になる」、「AIに仕事を奪われてもなんら問題は無い」つまり、二人が口をそろえて言うのは「変化の時代においては職業に執着するより、自分自身の生き方を変えることの方が大切だ」ということです。

本書では31種の職業の将来を紹介しています。もしかしてあなたの仕事も・・・

本書では31種の職業の将来を紹介しています。もしかしてあなたの仕事も・・・

人生のグランドデザインを描き直す時期が来ている

本書の中では、これから日本という国の仕事がどう変わるかを職業別に二人の目線で解説しています。この本を読み出した最初は、この部分が話の中心になるのだと思っていたら、職業の予測は1章分だけで完全に肩透かしをくらった感じです。本書の大半は実践的な「成功の鍵」の伝授です。これから大きく変わる世界に備えて、その鍵を有効に使う為には自分の人生のグランドデザインを再設計することが必須だと主張します。人は「自分の手の内」を他人に明かさないものです。しかし、本書では、二人の著者がかなり本気モードで(100%ではないにしろ)彼らの手の内を明かしてくれています。

これまで仕事にならなかったものが仕事になり、仕事に対する価値観が変わっていく。

これまで仕事にならなかったものが仕事になり、仕事に対する価値観が変わっていく。

シンギュラリティにどう対処していくか

シンギュラリティという言葉をご存じでしょうか?「技術的特異点」などと訳されます。(ちょっとピンときませんね。)解かり易く言うと科学技術が進化してAIなどが人間を越える時のことを言うようです。ちなみに、それは2045年だと言われています。但し、それは完了時点のお話で、シンギュラリティは時間差で各分野に始まります。人間が担う役割がどんどん減っていく訳です。レッサーパナンダはこれまで「世の中の進歩が進んだらどうすべきか?」時々考えるときがありました。自分なりの結論は「嫌な仕事はロボットやAIに任せて、自分の好きなことで生計を立てればいい」ということでした。その為には「好きなことで価値創造」できないと自分のポジションが無くなってしまう・・・と考えていました。その為には、一つの職業に縛られていたのではいけないのでは?好きなことの総体が「職業」にならないといけないのでは?と・・・ぼんやり考えていました。



同じ考えを持つ仲間に出会えた気がしました!

本書を読み進むうちにホリエモンさんと落合さんの考えと、自身の思い描いた近い将来がピッタリ重なっていることに驚きました。形骸化して、全体主義に傾倒している今の世の中で、この様な主張は、これまで受け入れられなかったのだと思います。「何もしないことが美徳」、「他人と横並びを重んじ」、「仕事が苦行になる世界」では、このような考えを持つホリエモンさんや落合さんはやはり異端児です。それが、この20年の世界の大きな変容の中、彼らが評価されようとしています。きっと彼らは本書を出版するにあたり「印税で儲けてやろう!」という気持ちよりも、これまで時代に閉塞された思考の『汚名をそそごう』という気持ちの方が強かったのではないでしょうか?

お金を稼ぐということの価値観が変わっていく。報酬を得ること=仕事ではなくなる。

お金を稼ぐということの価値観が変わっていく。報酬を得ること=仕事ではなくなる。

実はレッサーパンダも近い将来、マルチ・オキュペーションを目指したいと密かに考えていました。(決して副業ではない。)自分の能力や才能を多面的に広く試してみたいと思っています。本書はそんな自分に勇気を与えてくれる本でした。なんだか仲間に出会えたような気持ちにしてくれました。最終的な着地はわかりませんが、何だか未来が少し見えた気がしました。

今日は「これからの働き方」について考えさせられた「10年後の仕事図鑑」という本のお話でした。それでは、またね。

「10年後の仕事図鑑」

作者:堀江貴文×落合陽一

発行:SBクリエイティブ株式会社

価格:1,400円(税金別)

ページ総数:253ページ(本編+あとがき)



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