誰でも描ける!アクリル絵画の優しい手ほどき・星乃珈琲絵画コンテスト編-その2-描き直しの技法
こんにちは、レッサーパンダです。次の作品作りにとりかかっています。全国展開しているカフェ・レストラン星乃珈琲店が主催するコンテストに応募しようと考えています。今回も人物画を描いているのですが、またもや苦戦しています。描けば描くほど、当初イメージしていた絵とだんだん違ったものになっていきます。ほんのわずかなラインの角度や色合いで雰囲気がガラリと変わります。本当に難しい。そこで、絵画教室のМ先生から新しい技法を教えていただきました。
ブレンディングの技法について教えてもらう
人物画を描いていて感じることですが、色や陰影の変化表現が風景画以上に難しいのです。風景画の場合、少々ラフに描いても「それが味になる」のですが、人物画、特に顔はラフに描くと、不自然に見えてしまいます。緩やかな混色とグラデーションで丁寧に表現したくなります。その表現技法として「ブレンディング」というテクニックを試してみました。
実は、これは油絵でよく使われるテクニックです。
普通、色を混ぜるのはパレット上で行うのが当たり前です。この技法はパレットの上ではなく、絵を描いている画面上で特定の色と別の色を混ぜ合わせる方法です。1つの色から1つの色に変わる過程のグラデーションを直接、画面の上で作りだすのです。油絵でよく使われると書きましたが、これは油絵具の『乾きにくさ』を生かした技法なのです。その技法をアクリル絵具で再現しようと思うとアクリル絵具の『乾きやすい』という長所が足を引っ張ることになります。アクリル絵具でそのままブレンディングを行うと油絵のような厚みと自然なグラデーション表現がとても難しいのです。
そこで、今回、先生から教えられたのが「スロードライ・ブレンディング・メディウム」という溶剤です。名前のとおりアクリル絵具の乾きをゆっくり穏やかにします(通常の倍ほどの速度でしょうか)。このメディウムを混ぜることで油絵具のようなキャンバス上でのブレンディングができるというわけです。
それでも上手くできない!書き直したい!!
テクニックを授けていただいたものの、実際にやってみると、これが結構難しいのです。メディウムの量が多すぎで、混色がぐちゃぐちゃになったり、混色して出来る色のイメージが思っていたものと違ったりします。(アクリル絵具は乾く前と乾く後で色が変わります。乾くのが遅いということは、塗った絵の具の色がイメージと違うことに気づくのがかなり後になってからということになります。)ブレンディングはキャンバス上でするものですから、失敗を繰り返すと色全体が濁りだしたり、絵具を重ねたところが厚ぼったくなったりします。つまり、簡単に言うと収拾がつかなくなるのです。
困り果てていたところで、先生からまた一つ新しいアドバイスがありました。それは描き直しのテクニックです。絵具を完全に乾かした状態でサンドペーパーをかけて絵を消し、その上から描きなおす方法です。目の粗いものと、細かいもの2種類用意します。描き直したい部分に、まず目の粗い方のペーパーをかけます。
この時、大切なことは『必ず水をついて磨くこと』です。そのままペーパーを当てると削りすぎたり磨き目が残ったり、キャンバスを傷つけたりしてしまいます。水を付けて優しく。粗いものから始め、目の細かいペーパーで仕上げます。ペーパーをかけた後はかなりツルツルしますが、上から塗った絵具もしっかり定着します。この技法のおかげで描き直しができるようになります。
やっぱり試行錯誤の繰り返しなのです・・・
描き直しのテクニックは教えていただいたものの、やはり一度では上手くできません。結局、三度の描き直しで、やっと納得のいく色合いを出すことができました。絵を描くってこういう試行錯誤の繰り返しなのですよね。それにしても作品完成までまだ時間がかかりそうです。
今回、応募してみようと思っている星乃珈琲の絵画コンテストの最終締め切りは9月15日なので残り半月です。本当に時間が無くなってきたので少々焦っているレッサーパンダです。 今日は新たに教わった「混ぜ」と「消し」のテクニックのお話でした。それでは、またね。
星乃珈琲店 絵画コンテスト
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