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2020-02-03

エコタンク搭載モデルのプリンターを購入してみた!!エプソンEW-M970A3T

こんにちは、レッサーパンダです。よく家電は「10年が寿命」といいますが、昨年の夏、冷蔵庫が急に冷えなくなり大変困ってしまいました。なんと昨年末から今度はプリンターが絶不調。印刷するとガリガリ音はするは、印刷の見当はずれるはで、いい仕事をしてくれません。何とか年賀状200枚の印刷はできたものの20枚も年賀状を無駄にしてしまいました。これではお話にならないので、プリンターを買い替える決心をしました。

古いインクジェットプリンターがダメになり新しいのを買いました。宅配便で届きました。

古いインクジェットプリンターがダメになり新しいのを買いました。宅配便で届きました。

選定の条件は「エコタンク搭載」と「A3サイズ・プリント」

これまで10年近く使っていたエプソンのプリンターは画像のスキャンもでき結構気に入っていたのですが、A3サイズ用紙のプリントができないことと、カートリッジ式ですぐにインクが無くなることが不満でした。そこで今回、選んだのは同じエプソンの「EW-M970A3T  」という機種です。

大きな箱にはこれだけの物が同梱されています。目立つのは大きめのインクボトルです。

大きな箱にはこれだけの物が同梱されています。目立つのは大きめのインクボトルです。

エコタンク搭載プリンターの良いところ

最近のインクジェットプリンター市場はカートリッジ交換式からエコタンク搭載型に緩やかに移行しているようです。エコタンクはカートリッジに比べ初期費用は高いのですが、長期的にみると経済的です。エコタンク6色分のインクはカートリッジ式だと何とカートリッジ14本分に相当します。

インクは全部で5色。面白いのは通常の黒以外に「フォトブラック」という特別なボトルが。

インクは全部で5色。面白いのは通常の黒以外に「フォトブラック」という特別なボトルが。

また、A4の文書印刷を行う際のコストはカートリッジが12円に対し、エコタンク方式は2.7円だそうです。また、写真L版だと写真紙を含めた1枚当たりの金額はカートリッジが20.6円に対し、エコタンク方式は何と8.6円とのこと。(EPSONホームページ参照)

ボトルを逆さまに装着すると勝手にインクが充填できます。

ボトルを逆さまに装着すると勝手にインクが充填できます。

これ本当なら、大判でカラー印刷したいレッサーパンダは大助かり、嬉しくて涙がでそうです!(笑)

大判印刷ができるプリンターが欲しかったわけ

もう一つ、このプリンターが欲しかった訳は「A3サイズ」が印刷できるからでした。レッサーパンダはこれまでパソコンで描いた絵をインクジェットプリンターで印刷していました。水彩画紙に印刷して水彩風の作品に仕上げていました。水彩画紙はプリンター用紙のようなA列(Aサイズ)、B列といった規格がありません。ご存じの方も多いと思いますが、画用紙のサイズは四つ切、八つ切りといった別の規格となり、紙の取寸がちがいます。これまでのA4サイズのプリンターで印刷しようと思うと水彩画紙を210×297mmの寸法に合わせて裁断しないといけませんでした。仕上がった作品もかなり小さいことが不満でした。今回、A3サイズのプリンターを購入したことで八つ切り(392×271mm)の用紙を裁断することなく印刷できることになります。これはとても便利ですね。

プリンタードライバーのインストールは必須。こまめな Ver.アップも基本です。

プリンタードライバーのインストールは必須。こまめな Ver.アップも基本です。

それにしても、A3サイズが印刷できるプリンターということで、設置にはけっこうなスペースが必要だと覚悟を決めていました。しかし、実際に設置してみると、前のA4プリンターとほとんど大きさがかわりません。こういう所にも、プリンターの進化を感じます。他にもDVDなどのディスクに直接印刷が出来たり、スマートフォンで外出先から印刷することも可能です。(外出先で撮った写真を外からプリンターにデータを送り、帰宅までに印刷ができている、なんてことが出来るようです。)なんと、便利になったものですね。

PCのソフト上の画像をプリントしてみました。印刷速度の速さは隔世の感があります。

PCのソフト上の画像をプリントしてみました。印刷速度の速さは隔世の感があります。

でも実際に使ってみるとトラブルも・・・

これまでレッサーパンダが知らなかった新しい機能が付いたエプソンEW-M970A3Tですが、セッティングには相変わらず手間がかかりました。電源を入れ、付属のCDからプリンタードライバーをインストールして、いよいよプリントします。以前のプリンターに比べ、プリント時間が驚くほど速く感心していたのですが、でも、ちょっと待てよ。印刷されたプリントを見ると2.5cmほどの幅で画像にはない線が入ってしまいます。

印刷していて、おかしな線が入っているのを発見。約2.5cm幅で均等に入っています。

印刷していて、おかしな線が入っているのを発見。約2.5cm幅で均等に入っています。

プリントヘッドのクリーニングをしても改善されません。独力での解決はあきらめて「使い方ガイド」をペラペラみていると「印刷結果のトラブル」の欄に解決方法が書いてありました。プリンターの液晶ガイドに「プリントヘッドの位置調整」という項目があるので、そこから「横スジの改善」という項目を選択し印刷隙間の調整を行います。

ラインの原因はプリントヘッドの位置(印字部分の重なり位置)の乱れのようです。

ラインの原因はプリントヘッドの位置(印字部分の重なり位置)の乱れのようです。

7通りの印刷位置。試し刷りの中から線が目立たない番号を選びプリンターに入力。

7通りの印刷位置。試し刷りの中から線が目立たない番号を選びプリンターに入力。

サンプルを印刷して隙間や重なりの一番少ない番号をプリンター本体に入力します。調整後、再度印刷すると気になる線はきれいに消えました。レッサーパンダはこれまで3台のプリンターを使ってきましたが、すんなりと上手くいかないのは、どうやらインク「ジェットプリンターあるある」のようですね。

調整完了したプリント。中央のアタリ線以外に線は無くなりました。ここまで30分。

調整完了したプリント。中央のアタリ線以外に線は無くなりました。ここまで30分。

新しいインクジェットプリンターの活躍に期待

レッサーパンダはアクリル絵具で絵を描いているのですが、実はプリンターをかなりの頻度で活用しています。絵の構成をまずパソコン上で仕上げてプリントアウトしてから、それを参考に絵を描いています。また、水彩画紙に印字した画像を作品として仕上げることも可能です。A3サイズが印字でき低コストでたくさん印刷できる新しいプリンターは今年かなり活躍してくれそうです。どんな使い方しようかと今から楽しみにしています。今日はエプソンの新しいプリンターEW-M970A3Tのお話しでした。それでは、また。

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