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2020-04-06

レッサーパンダのお絵描き修行・個展開催に向けた新たなキックオフ!

こんにちはレッサーパンダです。今、お読みいただいているこのブログも早いもので2年8か月になります。京都で「絵画展を開催したい!」と思い立って、開催までの記録として始めました。当初、本年の秋に京都のどこかで展覧会の開催を計画していたのですが・・・。

作品づくりと個展の開催について再考することにしました。今の自分、これからの自分。

作品づくりと個展の開催について再考することにしました。今の自分、これからの自分。

自分のおかれた現状について再度考えてみた

「京都で個展を開く!!」という決意に変わりは無いのですが、ここに至って2020年の開催を見直そうと考えています。そう決めた理由はいくつかあります。新型コロナウイルスの蔓延による社会状況、開催に向けての資金集め(最低30万円程度の費用捻出)、人気ギャラリーの予約がとれないこと、忙しい仕事のことなどなど・・・開催に向けての課題はいくつもあります。どれも大事な問題です。それでも、解決方法がないわけではありません。では、なぜ今年の開催を延期しようと思ったのか。

作品の数は少しずつ増えています。でも、まだまだ試行錯誤です。

作品の数は少しずつ増えています。でも、まだまだ試行錯誤です。

ギャラリーヒルゲートでの個展開催について

4月4日(土)に京都・寺町にある『ヒルゲート』というギャラリーに出かけました。実は「個展を開くならばここだ!!」と昨年あたりから心に決めているのが、このヒルゲートです。この日は、目的があって出かけたのではなく、河原町に用があってその帰りにふらりと立ち寄りました。ちょうど、二紀会会員の近藤慧子先生の個展が開催されていました。土曜日の午後ということもあり、近藤先生ご本人が会場にいらっしゃり親しくお話を聞かせていただきました。話題は個展のことになり「ヒルゲートで個展がしたい、でも課題が多くて」というお話をしました。すると先生から「一度、ジュン子さん(オーナーの人見ジュン子さん)にお会いになるべきですよ!」と親切なアドバイスをいただきました。

寺町にあるギャラリーヒルゲート。京都の有名ギャラリーです。

寺町にあるギャラリーヒルゲート。京都の有名ギャラリーです。

親切にお話を聞かせていただいた後に、ゆっくりと先生の作品を拝見しました。魔法使いのおばあさんをテーマにした迫力のある作品が並びます。150号という大作を含み全部で30点以上飾られているのですが、どれをとっても近藤先生ワールドを感じさせる個性溢れる独創的な作品ばかり。展覧会場全体が一つの童話のようです。

近藤慧子の個展。テーマとなるおばあさんが大半の作品に登場。まるで長い童話の挿絵の様。

近藤慧子の個展。テーマとなるおばあさんが大半の作品に登場。まるで長い童話の挿絵の様。

今回、展覧会を先延ばしにしようと思った理由は、まさにコレなのです。これまで、たくさんの展覧会場やギャラリーで沢山の作品を拝見しましたが、個展をされている先生方の作品にはテーマと作家としてのアイデンティティーがあるのです。自分自身の制作には決定的にこれが足りないのです。個展をするにあたり「散漫な作品」をただギャラリースペースに飾っても意味がないと思えだしたのです。

それでも絵が好き!モノづくりが好き!3年後を目指してリスタート!!

絵画教室のМ先生しかり、近藤先生しかりです。このテーマとアイデンティティーが素人作品と作家さんの違いなのだと気が付きました。自分は確かにモノづくりが好きなのだけれど、単なる絵が好きな素人で終わるか、人々の観賞に耐える作品を生み出す作家でいられるか・・・今の自分はまさにその境にたっているようです。あと、3年後に諸先生のような個性を手に入れられるか確証はありません。ただ、少なくとも今のままでの開催は『単なる自己満足』で終わるだろうことだけはわかります。そうならない為に、限られた時間の中で、再度、自分自身と向き合い個性とは何かを模索したいと思っています。

京都の街で自分だけの作品展を開きたいと思いはかわりません。

京都の街で自分だけの作品展を開きたいと思いはかわりません。

2023年を目指して、さらなるお絵描き修行

だからと言って、「自分の作品アイデンティティーが確立するまで個展をしない」というのでは、個展自体がいつ実現できるのかわからなくなります。そこで、2020年4月リスタートとして2023年の秋を再度目指したいと考えています。それまでに、作品を描きため自分の個性が光る展覧会の開催を目指したいと思っています。今年の開催を楽しみにしていただいていた多くの皆さんには本当に申し訳ないのですが、3年後を楽しみに、これからもお付き合いいただけると本当に幸いです。

3年前の夏に中之島公園のバラの花を見ながら個展を開催したいと考えました。その時の気持ちにかえってリスタートしたいと思います。

3年前の夏に中之島公園のバラの花を見ながら個展を開催したいと考えました。その時の気持ちにかえってリスタートしたいと思います。

今日は2023年個展開催に向けたリスタートのお知らせとお話でした。それでは、また。

 

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コメント2件

  • みそかつ より:

    こんにちは。検索から来ました。
    私はギャラリー周りが趣味で、いつも京阪神の画廊、ギャラリーを渡り歩いています。
    京都市内はいつも同時代やマロニエ、@KCUAやKUNST ARZT等々を見て回っています。

    ヒルゲートも歴史があり、素敵な庭もあり良いギャラリーだと思います。お庭でもたまに野外展示がありますね。

    2023年の個展、楽しみにしています。
    頑張ってください。

    • レッサーパンダ より:

      嬉しいコメントありがとうございます。今、公私ともに多忙で、ついつい趣味のことが後回しになりがちです。励ましのコメントをいただけると、またヤル気がでてきます。開催の予定が決まりましたらこのブログでもご報告いたします。その節は、ぜひお越しください。
      レッサーパンダ

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