誰でも描ける!アクリル絵画の優しい手ほどき・君のひとみは10000ボルト編-その4-
レッサーパンダです。今年も早や5か月が過ぎました。レッサーパンダのお絵描き修行はすすんでいるの?というお声もちらほら。今日は最近の進捗状況をお伝えしたいと思います。
在宅勤務で時間に余裕ができると喜んだのですが・・・
このところ、新型コロナウイルスの影響で自宅にいる時間が増えています。レッサーパンダは勤務先まで約1時間20分かけて通勤していますので、自宅で仕事ができると1日あたり2時間40分という時間の余裕ができる計算です。「この時間を作品づくりにあてると、制作がかなり進むぞ。しめしめ。」と思っていました。しかし、リモートワークというのは予想以上に大変で毎日もうぐったり。この2か月、なかなか作品作りは進みませんでした(泣)。
制作のリズムになっていた画箋堂の絵画教室も新型コロナウイルスの予防対策で7月まで休校状態です。
緊急事態宣言が解除となり通勤しはじめた後の方が、かえって生活のリズムが元に戻り、作品づくりをしようという元気が出てきました。今年に入り、何点か小さな作品は作りましたが、いよいよ本格的にキャンバスに向き合う気持ちになってきました。
「展覧会にはある程度の大きさが必要である」という結論
昨年の終り頃から「大きな作品に挑戦したい!」という気持ちがたかまり「今年はこれまで描いたことのないサイズに挑戦しよう」と決めていました。実は今年になって制作した作品は、全てこれから描いていく作品の練習(習作)でした。
大きな作品を描きたいと思う理由は2つあります。1つは展覧会場に飾った時の見栄えです。これまで個展開催の候補となるギャラリーを巡り、多くの先生方の作品を拝見してきました。拝見していて気が付いたことは展示の柱になる作品は20号(727×606㎜)以上のサイズが多いということです。これまで描いてきた10号サイズでは(自宅で描いている時は感じないのですが)広いギャラリーに飾ると作品が本当に小さく見えます。
2つ目の理由は公募展に応募する規格の問題。上野の森美術館「日本の自然を描く展」は10号サイズでしたが、国内で開催されている公募展は意外と大きなサイズの作品が求められます。公募展は自分の作品を誰かに評価してもらう絶好の機会です。今年も最低1回は応募し、力試しをしたいと考えています。
今年中に20号サイズ2点完成を目指す!!
レッサーパンダの本音を言うと「50号以上の大きな作品を描いてみたい」という気持ちがあります。でも、今の作業環境を考えるとなかなか厳しいところです。ちなみに上野の森美術館が主催する大賞展の募集サイズはМ50号(1,167×727㎜)以上、S100号(1,620×1,620㎜)以内という大きなものです。いつかは大きな作品に挑戦したいと思いますが、今年の目標としてF20号サイズ(727×606㎜)年内2点完成を目指して頑張ります。当面の目標は10月までに現在のテーマ「君のひとみは10000ボルト」の完成を急ぎます。
また、折に触れて作品の進捗状況をブログにあげていきたいと思います。 今日は大きなサイズの作品作り開始のお話でした。それでは、またね。
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