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2017-11-01

画材の面白さを遊んで学べる「京都アートめっせ」

8月から9月にかけて画材店や京都市内の観光インフォメーションなどに足を運ぶと「京都アートめっせ」というイベントのポスターやパンフレットが目につきます。レッサーパンダが通う五条の画箋堂にも沢山のパンフレットが置いてあり、手に取ってみました。

京都の有名画材店が主催する画材やアートのお祭りです。

「京都アートめっせ」は京都にある有名画材店5社(松吉画材、博宝堂、バックス画材、京屋、画箋堂)が毎年秋に開催するイベント。以前は「京都画材まつり」と呼ばれていたそうです。パンフレットを見ると岡崎公園にある「みやこめっせ京都」(京都で最大級のイベントホール)のワンフロア―を全面使って行われる規模の大きなイベントの様です。

みやこめっせ京都

「みやこめっせ京都」は岡崎公園の中にあります。向かいはロームシアター(旧・京都会館)裏には京都国立近代美術館、京都市美術館などがある京都の文化芸術エリアです。

開催は10月14日(土)、15日(日)の2日間で画材の即売やワークショップ、美術作品の展示など企画も盛りだくさんで面白そう。さっそく家族で行ってみました。

京都アートめっせ受付

「京都アートめっせ」受付風景。なんとこのなに大きなイベントなのに入場無料。

国内外の一流画材の面白さを遊んで学べる2日間です。

レッサーパンダたちが訪れた10月15日はあいにくの雨模様でしたが午前9時半には会場駐車場は満車で、少し離れた市営駐車場に車を停めることになりました。会場に入ると協賛企業の出展ブースやイベントコーナーが並び賑やかです。画材や額縁、キャンバスなどを扱う企業34社が協賛しており、即売や新商品の実演などを行っています。これを見るだけでも来た価値ありです。

京都アートめっせ 会場風景

会場は3800㎡とたいへん広く各画材メーカーなどが新作の展示販売を行っていました。

また、このイベント「岡崎公園アートフェスティバル」というイベントが併設されており、アートやクラフトの作家さんたちがフリーマーケット形式で自身の作品展示や販売をしています。なにせ会場は3,800㎡もあり一つ一つ見るだけでも大変で疲れます。でも好きな絵画や美術の事ですから、本当に我を忘れて歩き回りました。

子供でも気楽にアートに親しめる楽しいイベントでした。

親が夢中で画材店を見て回っている間、子供たちはどうしていたかというと・・・ご心配なく「アート子どもミュージアム」という子供を対象とした体験型ワークショップが開催されいるのです。

アート子どもミュージアム

アート子どもミュージアムでは様々な体験型イベントを実施。

アクセサリー作りやパステル画の体験など十数種類の企画が用意されており、500円ワンコインで十分遊べます。我家の双子パンダはプラ版アートとペンダントトップづくりに夢中でした。

ふしぎなプラバン作り

ふしぎなプラバン作りに挑戦。家庭でも簡単にできるようです。

残念だったことはお父さんがワークショップに参加できなかったこと。

大人向けのワークショップも充実しており、各画材店が合計20の企画を実施していました。ドライポイント版画や油絵のトライアル、岩絵の具で描く日本がなど一流画材を使った魅力的なイベントが沢山あったのですが、事前予約が必要だったり、1枠の参加時間が約2時間かかったりしますので、子連れには少々きついものがあります。面白かったのは「舞妓さんを描こう」という企画があり、現役の舞妓さんにモデルになってもらいスケッチをするというものでした。参加しようか、しまいか本当に迷ったのですが、子供たちの「お腹が空いた!!」の大合唱に屈して、泣く泣く断念しました。

京都アートめっせ 展示即売

欲しい画材がいっぱいあります。思わず大人買いしそうな自分が怖い。

「京都アートめっせ」は大人も子供も気楽にアートに触れられる楽しいイベントでした。来年は、こっそり独りで来ようかなと企んでいます。ちなみに、今年は入場無料でしたが、アンケートに「有料になっても来場しますか?」という項目があったので来年は有料になるかもしれませんね。

今日は、みやこめっせ京都で開催された「京都アートめっせ」のお話でした。それでは、またね。

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