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2017-11-29

キューピー神戸工場・おじさんたちの工場見学

レッサーパンダです。男子は工場が大好きです。子供の頃から機械に憧れ、様々な物が作り出される工場にみんなワクワクしたはず。レッサーパンダも学生時代、パン工場でアルバイトをした時は好奇心にかられて持ち場以外の様々な場所をよく見て歩きました。そんな好奇心を刺激される工場を、その会社の人の解説付きで見学できるなんて、ちょっとしたテーマパークですね。今回は仕事で訪れたキューピー株式会社の最新工場「キューピー神戸工場」のお話です。

JR芦屋駅からタクシーで約10分。シャトルバスなどは特に用意がないそうなので、工場まではマイカーかタクシーでということになります。

JR芦屋駅からタクシーで約10分。シャトルバスなどは特に用意がないそうなので、工場まではマイカーかタクシーでということになります。

工場とは思えないスタイリッシュな建物

今回もまた、お客様相談室関連の会議があり、その会場としてキューピー株式会社さんの新工場の会議室をお借りしました。会議のメンバーには女性も沢山おられるのですが、今回はたまたま女性の参加はゼロ。何とも「おっさん臭い」ツアーです。実はこの会でのキューピーさんの工場見学は2回目、以前に一度、兵庫県伊丹市にあった旧工場を見学したことがあります。伊丹の工場でも、その先進技術に驚かされましたが、今回の神戸工場は格が違います。

白い工場は、さし色でパッケージに使われているイメージカラーがあしらわれています。

白い工場は、さし色でパッケージに使われているイメージカラーがあしらわれています。

外観からして工場とは思えないスタイリッシュで可愛らしいエクステリアです。敷地面積は64,042㎡、建築面積7,119㎡、延べ床面積は32,764㎡だそうです。数字だけ聞くとピンとこないのですが、その広さは甲子園球場の約1.5倍だそうです。巨大です。

工場内のホワイエからは阪神高速の巨大な橋が目の前に見えます。絶景です。

工場内のホワイエからは阪神高速の巨大な橋が目の前に見えます。絶景です。

ロビーの窓からは阪神高速道路・神戸湾岸線の大きな橋が見えます。窓からは港に停泊する船も見え、とてもエキゾチックです。

キューピーガーデン。野菜や卵の知識からキューピーグループの歴史まで。

キューピーガーデン。野菜や卵の知識からキューピーグループの歴史まで。

また、工場内は「工場見学」を明らかに意識した設計になっており、単に工場の加工機ライン(工場内には「マヨネーズライン」と「ドレッシングライン」の2つがあります。)を見るだけではなく「食育」をテーマにしたキューピーガーデンという展示ゾーンが用意されていて、楽しく遊びながら卵や野菜の知識を身に着け、キューピーグループの歴史や商品にまつわるエピソードも知ることができます。

マヨネーズによる数字のお話コーナー。この様な啓発展示が合計100以上。

マヨネーズによる数字のお話コーナー。この様な啓発展示が合計100以上。

最新鋭の製造機械とそれを使う人たちの考え方に感銘を受けました。

以前、伊丹市の工場を見学したのですが、新工場は生産性が格段に違います。マヨネーズの生産ラインは、ほぼ全自動で、旧・伊丹工場が1分間に200本の製造速度だったのに対し、神戸工場はその倍400本を1分間に製造することができます。また、工場で働く人たちも従来のイメージとは大きく異なります。作業は機械や最新鋭のロボットが行います。汗と油にまみれるなんていう昭和なイメージは皆無です。機械やロボットの管理、製造プロセスのマネージメントが工場で働く人たちの主たる仕事です。

実際のライン見学の前に施設の概要説明とオリエンテーションがありました。

実際のライン見学の前に施設の概要説明とオリエンテーションがありました。

単純作業が減り、クリエイティブでやりがいのある職場となっています。キューピーさんでは「ラインマネージャー」という新たな呼称を設け、仕事に付加価値を与え、機械化、自動化に対応できる人財を育成しておられます。人が減り、機会が肩代わりするこれからの時代を見据えた戦略的な取組です。

見学のコンセプトテーマは『オープンキッチン』です。

キューピーさんでは「工場は家庭の台所の延長」と考え『オープンキッチン』をテーマとして工場見学を実施しています。

このスペースで実際に調理したり体験教室なども開催されています。

このスペースで実際に調理したり体験教室なども開催されています。

そんな訳で工場内ではキッチンのあるイベントスペースがありマヨネーズやドレッシングを使った調理体験ができます。レッサーパンダたちは新商品の試食会を体験させていただきました。

限定品を新鮮な野菜とともに。待ちに待った試食タイムです。

限定品を新鮮な野菜とともに。待ちに待った試食タイムです。

卵を一切使わないマヨネーズや関西限定の「出汁入りマヨネーズ」、「高級胡麻ドレッシング」など、思わず唸ってしまう秀逸なお味でした。

黙々と食べるオジサンたち。みんなマヨネーズ大好きです。

黙々と食べるオジサンたち。みんなマヨネーズ大好きです。

キューピーグッズやマヨネーズ・ドレッシング専門ショップまである徹底ぶり

工場の見学コースの一角にはスーベニールショップがあります。

ショップではここでしか手に入らないオリジナル品も販売。

ショップではここでしか手に入らないオリジナル品も販売。

ここでしか買えないマヨネーズや限定ドレッシング、可愛いキューピーグッズの数々。参加者はみんなお買い物心に火が付いて思わず大人買いです。

食品だけでなく、人形や小物まで品揃えはたいへん豊富です。

食品だけでなく、人形や小物まで品揃えはたいへん豊富です。

レッサーパンダも例にたがわず、玉子増量のスペシャルマヨネーズや出汁入りマヨネーズ、子供たちへのお土産にタラコ・キューピーのストラップを買いました。

この日の戦利品。「卵をあじわうマヨネーズ」はとても楽しみです。

この日の戦利品。「卵をあじわうマヨネーズ」はとても楽しみです。

仕事を忘れて少年にもどったオジサンたち

工場の最新技術に驚き、コンセプトの素晴らしさに感心し、お買い物や試食体験までできたオジサンたちは、しばし仕事を忘れ皆とても良い表情です。最後に全員で記念撮影をしたのですが、みんな本当に楽しそうにニコニコ笑っています。そうそう、事例研究会や情報交換など仕事も会議もしっかり行いましたので最後に付け加えておきます。次は子供を連れて工場見学に来てみたいですね。

ロビーにて記念撮影。オジサンたち、本当に楽しそで笑顔が絶えません。

ロビーにて記念撮影。オジサンたち、本当に楽しそで笑顔が絶えません。

今日は、今年2017年5月に出来たばかりの「キューピー神戸工場」見学のお話でした。それでは、また。

キューピー神戸工場 オープンキッチン

所在地:兵庫県神戸市東灘区深江浜町27-1

入館料:無料(予約制です)

休館日:土・日・祝日、その他工場休業日  ※土曜日は不定期で営業も

インターネット予約:https://www.kewpie.co.jp/know/openkitchen/kobe_01.html

その他の施設の予約も:https://yoyaku.kewpie.co.jp/

電話予約:神戸工場ご案内係 TEL078-411-6015

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