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2018-11-26

ギャラリーヒルゲートは水上勉ゆかりの京都・老舗画廊

レッサーパンダです。最近、友人やこのブログを定期的にご覧いただく方から「お絵かき修行はどうなったの?美味しい物を食べている話ばかりじゃない?!」とお叱りを受けることが増えて参りました(笑)。言い訳をしますと作品も本当にゆっくりですが描いていますし、ギャラリー探しも継続して行っています。という訳で、今回は書画用品・香の専門店「鳩居堂」の近くにある寺町「ギャラリーヒルゲート」に行った時のことを書きたいと思います。

有名な書画用品店「鳩居堂」(きゅうきょどう)。書道具が多く、お香も扱います。

有名な書画用品店「鳩居堂」(きゅうきょどう)。書道具が多く、お香も扱います。

ギャラリー探しを地味に行っています!!

これまで5つのギャラリーを巡り、訪れるごとに新しい気づきがありました。今回のギャラリーも実は有名ギャラリーで寺町通沿いにあります。書画用品で有名な鳩居堂は約40m北、2軒先には以前訪れた「ギャリエ ヤマシタ1号館」(ヒルゲートの隣はヤマシタの額販売店アート&フレーム ヤマシタ)、南に60m進むと同時代ギャラリーといった立地です。いずれも京都ではよく知られたギャラリーで、この寺町界隈はある種「美術愛好家」の聖地といったエリアになっているのです。

ギャラリーヒルゲートの入口。寺町通に面しており美術ファンが前を行き来しています。

ギャラリーヒルゲートの入口。寺町通に面しており美術ファンが前を行き来しています。

ギャラリーヒルゲイトのこれまで

「そんな立地にあるのなら、他のギャラリーのついでに見学すればいいのに」とおっしゃる方もいると思います。しかし、このギャラリー、以前の「マロニエ」とはちょっと別の意味で敷居が高いのです。このギャラリーの開設は1988年6月。小説『飢餓海峡』、『雁の寺』で知られる直木賞作家・水上勉先生の書画・骨壺展が始まりです。小さな街中の画廊ですが、有名作家がプライベートな展覧会を開催することで知られています。以前訪れた「マロニエ」は若い創作者が才能を世に問うというスタンスの『ちょっとトンガッタ』ギャラリーでした。しかし、こちらのギャラリーは抜き身(刀)のような冷ややかな厳しさは無いものの「有名・無名を問わず実力者が名を連ねる画廊」、「看板に負けない作品を出展できるかが問われる」敷居の高さがあります。路面の1階でも16万円(6日間)と驚くほど高額なギャラリーというわけではないのですが、「果たして、自分にここで作品展ができる実力があるのか?」をよく考えないといけません。

展覧会をされている先輩のご意見を聞く

訪れたこの日は白崎和雄先生という伊丹市にお住いの先生が展示をされておりました。明るく優しいタッチで風景や静物を描かれる一方、力強い人物画も展示されていました。厚かましくも、こちらから先生にお声をかけて、このギャラリーについてお教えを乞いました。

白崎先生、展覧会の様子。終了間際におしかけました。左の奥が吹き抜けになっています。

白崎先生、展覧会の様子。終了間際におしかけました。左の奥が吹き抜けになっています。

先生曰く「非常に使いやすいギャラリーで大きい作品も展示できます。」、「寺町通りに面した画廊であることや、もともと有名なギャラリーでもあり、関係者以外に通りがかりの一般客や展覧会スケジュール、催し物のカレンダーを見た美術愛好家も足を運んでくれるのが良い所ですね。」ネガティブな点としては「やはり有名作家さんや大先生が毎年この時期にと、スケジュールを押さえられます。このギャラリーの企画展もあり、かなり先まで良い日は押さえられていたりします。私たちはその合間に展覧会をやっているわけです(笑)」といったお話でした。それでも出展者側には使いやすく、見に来るお客さんにも勝手が良い理想的なギャラリーのようです。



「ギャラリーヒルゲート」レッサーパンダの印象は?

過去にこのギャラリーには何度か足を運んでおり、2階のギャラリーも拝見したことがあります。その当時はかなり個性的な実力者が個展を開催されていたように記憶しています。

1階のギャラリー入口の脇には、2階にあるギャラリースペースに続く階段があります。

1階のギャラリー入口の脇には、2階にあるギャラリースペースに続く階段があります。

印象はとても良かったのですが、まさか自分が絵を描いて、個展開催の候補画廊として「ヒルゲート」を見るとは思ってもいませんでした。あらためてこの画廊を見てみると良い画廊です。外観も素敵ですし、正面の窓越しに展示作品が外から見えるのも良い感じです。また、画廊には高さ4mの吹抜け部分が有り、ここに50号か60号ぐらいの大きな作品を飾れたら本当に幸せでしょうね💛

窓越しに展示スペースが見えます。中央の柱は丁度良いテンションゲッターになっています。

窓越しに展示スペースが見えます。中央の柱は丁度良いテンションゲッターになっています。

このギャラリーに心傾きました。ただ問題は「何を飾るか」です。長さ10m以上ある直線の壁面を(2面)どう埋めるか。また、このギャラリーに負けない作品を仕上げることはできるのか。大きな問題ですよね。でも、これまで、いくつもギャラリーを見て回って「ここで展覧会をやりたい」と思うギャラリーはあまりありませんでした。何故かこの画廊に心惹かれました。もしかしたら、白崎先生の影響なのか、自分の(有名な方に肩をならべたいという)虚栄心なのかもしれません。それでも、ただ純粋に「ここで個展をしたい!」と思えたのです。現実の問題として画廊を借りるための資金や日程、会場のスケジュール、そもそもこちらのギャラリーがレッサーパンダを受け入れてくれるのか・・・などなど。解決する問題は多々ありそうですが、夢の実現のために、少し具体的に動いてみようかと思います。どうです?「レッサーパンダのお絵かき修行」少し進んだ感はありませんか?(笑)

何故か看板は平仮名で「ひるげえと」となっています(?)。

何故か看板は平仮名で「ひるげえと」となっています(?)。

今日は個展の会場候補として見に行った老舗画廊「ギャラリーヒルゲート」のお話でした。それでは、また。



ギャラリーヒルゲート

場所:〒604-8081京都市中京区寺町通三条上る天性寺前535

TEL:075-231-3702

定休日:月曜日

ヒルゲートのWebサイトはこちら

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