緊急事態!!冷蔵庫がこわれた!!救ってくれたのはドライアイス屋さんでした
レッサーパンダです。世の中、楽しいことばかりだと本当にハッピーです。でも「楽しいこと」と「困ったこと」は、たいてい二人連れでやって来るものなのです。ゴールデンウィークにキッザニアへ家族で遊びに行った日、とても困ったことが起こりました。
ゴールデンウィークのド真ん中、冷蔵庫が冷えない
キッザニアに遊びに行って帰ってきた夜。お母さんパンダが「どうも、冷蔵庫が冷えていないようだ」と言い出したのです。「そんなバカなぁ」と思ったのですが、どうも冷蔵室の中が温い感じ。冷凍庫の中の冷凍食品も何だか汗をかきだしています。実はこの冷蔵庫、もう7年使っているのですか、過去3回、冷えなくなってサービスの方に訪問してもらっています。いわゆる『はずれ』の冷蔵庫です。これまで、10年保証のおかげで、その都度、修理をしてもらって何とか今日まで持ちこたえてきました。でも、今回はゴールデンウィークのド真ん中。当然これまでとは様子が違います。最低、4日間、自力で何とかしないといけません。困りました!
![我家の冷蔵庫 我家の冷蔵庫くん。もう7年の付き合いですが、この方、ある日突然「死にます」。過去3回の常習犯です。](https://i0.wp.com/tyairopanda.com/wp-content/uploads/2019/05/e0f505c86c779fc1123da2a8080fcb32.jpg?resize=454%2C600)
我家の冷蔵庫くん。もう7年の付き合いですが、この方、ある日突然「死にます」。過去3回の常習犯です。
ドライアイスの購入を思いつく
最初の1日はコンビニの「袋入り氷」(1kgほど)を4袋買ってきました。でも、こんなものでは到底、4日間しのげないことが半日で判明。どうしようと途方に暮れていたところ、良いことを思いつきました。「スーパーマーケットでアイスクリームを買うとドライアイスくれるよね。スーパーならドライアイスを売っているかも!」ということで近くのスーパーに電話をしました。4軒も電話を架けたのですが「販売用はございません」というツレナイ答え。
さまよった末にたどり着いたドライアイス屋さん
仕方なく、インターネットで「ドライアイスの販売店」を検索してみました。すると以外にも小売りをしてくれそうな会社が近くに何軒か見つかりました。でも、当日は5月4日の土曜日、営業しているのかどうか不安です。これまた4軒電話を架けて(電話がつながらない会社ばかり)、最後にたどり着いたのが「昭和電工ガスプロダクツ」という会社です。
![作業場風景 1階は作業場、2階は倉庫のようです。ちなみに事務所は3階にありました。](https://i0.wp.com/tyairopanda.com/wp-content/uploads/2019/05/daeb0f69c48c1fff5d5201c323a1982c.jpg?resize=600%2C450)
1階は作業場、2階は倉庫のようです。ちなみに事務所は3階にありました。
業務用に工場や病院などに窒素や酸素を供給する会社でドライアイスも業務用として扱っています。事情を説明すると午後4時までに来てもらえばお売りしますという嬉しい返事。本当に涙が出そうでした。
![出荷待ちのドライアイス 業務用に出荷されるのを待つドライアイス。作業場にはかなりのコンテナが置かれています。](https://i0.wp.com/tyairopanda.com/wp-content/uploads/2019/05/bb426cd1b9d1e6420ffa58a2681077a3.jpg?resize=600%2C450)
業務用に出荷されるのを待つドライアイス。作業場にはかなりのコンテナが置かれています。
初めて見る業務用ドライアイスにびっくり
会社を訪れると、事前に話が通っていたようです。1階の作業場で、とても感じの良いお姉さんが笑顔で対応してくださいました。「3階に事務所があるので、そちらで受付を済ませてください。」ということで3階に。受付で呼鈴を鳴らすと、こちらもまた感じの良いお兄さんが詳しく話を聞いて相談にのってくれました。(実はレッサーパンダには偏見がありまして、きっと強面のおじさんが面倒くさそうにドライアイスを売っているのだろうなぁ・・・と勝手に思い込んでいました。それが意外や意外です。昭和電工ガスプロダクツさん、本当にごめんね🙇)ご本人も引越しの際にドライアイスを使ったらしく、その時は(我家の3分の2ぐらいの容量の冷蔵庫で2日ほど)3kg使ったそうです。
![ドライアイスの裁断作業場 ドライアイスを裁断する電動のノコギリ。奥に見えるのがドライアイスのブロックです。](https://i0.wp.com/tyairopanda.com/wp-content/uploads/2019/05/a786676524820bf1c8b30e009b599146.jpg?resize=600%2C450)
ドライアイスを裁断する電動のノコギリ。奥に見えるのがドライアイスのブロックです。
我家の冷蔵庫は475Lなので3~4日分として10kg購入することにしました。お値段は1kgあたり400円でした。コンビニの氷より割高ですが、冷凍庫いっぱいの冷凍食品や牛乳、野菜等を全てダメにすることを考えれば仕方ありません。何より今晩のおかずにも困る状態でしたから。感じの良いお兄さんはフットワークもよく、早速、ドライアイス持帰りの準備にかかってくれました。
![ドライアイス裁断風景 綺麗に裁断されたドライアイス。背を向けて作業をしているが感じの良いお兄さん。](https://i0.wp.com/tyairopanda.com/wp-content/uploads/2019/05/33472244baa22d6f436fd8595489c7f6.jpg?resize=600%2C450)
綺麗に裁断されたドライアイス。背を向けて作業をしているが感じの良いお兄さん。
専用の保存庫から大きな塊を取り出し、縦35cm×横20cm×幅3cmほどにカット、これで約1kgです。それを10枚お願いし新聞紙で丁寧にくるんでもらいました。ちなみにドライアイスの保存には新聞紙が一番良いようで、紙の破き具合で冷気の調整ができるとのことでした。終わりに「端材をサービスしておきますよ」と神対応。涙がでそうでした。でも、いただいた端材は4kg近くありそうで、「端材がもらえるなら先に言ってよ!買取分5kgにしといたのに・・・」と感謝しながらも、心の中で呟いてしまいました(笑)。
![梱包されたドライアイス 新聞紙で梱包されたドライアイス。新聞紙でくるむのが一番保存に良いとのことでした。](https://i0.wp.com/tyairopanda.com/wp-content/uploads/2019/05/8d3cf88ed27bacf046f22d8136b39c6b.jpg?resize=600%2C450)
新聞紙で梱包されたドライアイス。新聞紙でくるむのが一番保存に良いとのことでした。
不幸は突然やってきます。冷蔵庫が壊れた時は・・・
結局、冷蔵庫は3日後にサービスの男性がやってきて無事に治りました。冷蔵庫に冷気を循環させる10cm×10cmほどの大きさのファンが壊れていたようで、交換するとすぐに治りました。それにしても、こんな、「おもちゃ」みたいな部品一つのために、大きな冷蔵庫がダメになるとは本当に驚きました。
![昭和電工ガスプロダクツ 今回、昭和電工ガスプロダクツさんのおかげで本当に助かりました。社屋の全景です。](https://i0.wp.com/tyairopanda.com/wp-content/uploads/2019/05/6f776c99943d1d9cce7b29ca4c5934b3.jpg?resize=600%2C450)
今回、昭和電工ガスプロダクツさんのおかげで本当に助かりました。社屋の全景です。
それにしても不幸は突然やってくるものです。貴方の冷蔵庫が突然ダメになったときは「ドライアイス屋さん」が頼りになりますよ。
今日はゴールデンウィークのド真ん中に起こった我家の不幸話でした。それでは、またね。
昭和電工ガスプロダクツ株式会社について
こちらの会社、名前からも分かるように「昭和電工の系列会社」です。会社としての信頼度も高いですし、何より嬉しいのは全国的に事業所がること。業務用を扱う会社を「駆け込み寺」扱いするのは良くないかもしれませんが、困ったときは力になってくれますよ。
ちなみにレッサーパンダがお世話になったのは
京都出張所
〒612-8371京都府京都市伏見区竹田松林町9
TEL.075-622-2005
日曜日はお休みで土曜日は朝8時半から4時まで開いていました。
【注意】ドライアイスは炭酸ガスなのでとけると気化します。密閉すると危険な場合もありますので取扱いには十分な注意が必要です。くれぐれも、お忘れなきよう!!
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