誰でも描ける!アクリル絵画の優しい手ほどき・君のひとみは10000ボルト編-その1-
こんにちは、レッサーパンダです。最近、仕事やお出かけが忙しく「お絵描き修行」がはかどっておりませんでした。「そろそろ、次の作品を描きたいな」と思うのですが、なかなかインスピレーションがわきません。そんなある日、かなり昔に聞いた曲を耳にしました。
テレビから流れてきた曲を何気なく聞いていて・・・
ある日、テレビの旅番組を見ていたら、そのインサート曲としてポップなフォークソング風の曲が流れてきました。なんとなく昭和のにおいがする曲調ですが、少しも古くない。リズムも良いしメロディが素敵です。何だか、この曲、次の作品のヒントになりそうな予感がします。曲名も思いだせないまま・・・取りあえずキャンバスの下地塗りを始めました。
ところで、今回、久しぶりに大きなサイズの絵に挑戦しようと思っています。大きさはF20号(727mm×606mm)です。これまで描いたことのない大きなサイズです。SMサイズ(サムホール227mm×158mm)と比べると、その大きさは歴然です。果たして、この大きなキャンバスに何を描けばいいのだろう。
「君のひとみは10000ボルト」ってなに??
「あの曲が作品のヒントになる!」と思いこむと、その曲名が知りたくて我慢できなくなりました。それで、サビのフレーズ「君のひとみは10000ボルト♪♪」をネットで検索してみると拍子抜けするぐらい簡単に見つかりました。
この曲、1978年8月にアリスの堀内孝雄さんがソロとしてリリースしたシングルでした。曲名もそのまま「君のひとみは10000ボルト」です。1978年の「資生堂化粧品」秋のキャンペーンソングになった曲で既に41年前の曲になります。ちっとも古くない!驚きです!!
アコスティック・ギターの切れの良いリズムが新鮮で、今でも十分聞ける。いつのまにか、一緒に「君のひとみは10000ボルト♪♪」と口ずさんでしまう不思議な曲です。いい曲なのだけれど歌詞がちょっと良く解らないのです。
【歌詞転用】
鳶色のひとみに 誘惑のかげり
金木犀の 咲く道を
銀色の翼の馬で 駈けてくる
二十世紀の ジャンヌ・ダークよ
君のひとみは 10000ボルト
地上に降りた 最後の天使
君のひとみは 10000ボルト
地上に降りた 最後の天使
・・・こんな感じなのです。
「鳶色のひとみ」ってどんな色? 「金木犀」ってどんな花だっけ? 「銀色の翼の馬」ってペガサスのこと?? 疑問が次々わいてきます。
20号の大きな画面を仕上げるためのテーマ
実はこの曲、今でもYouTubeで聴くことができます。歌手の堀内孝雄氏ご本人が歌っている動画まであります。それで、何度か聞いているうちに『この曲、自分なりに想像をふくらませて絵にしたら面白いのでは・・・』と思うようになりました。さっそく、ラフスケッチを描き始めることにしました。
来年に向けて新しい作品作りが始動します!!
とある曲からインスピレーションを受けたこの取り組み、成功となるか失敗となるか、まだ判りません。でも何だかインスピレーションを信じて取組んでみたくなりました。今回のF20号という大きなキャンバス、いきなり描き出すには大きすぎるように思います。いくつかの部分に分けてSMサイズで「試し描き」(習作)を手掛けた後に大きな作品を完成させたいと思います。
昭和の名曲フォークソングが、どこまで絵画の制作を引っ張っていってくれるのでしょうか。いまのところ、どうなることやらまだ良く解りません。今後どうなっていくのか、これから何度かに分けて「誰でも描けるアクリル絵画の優しい手ほどき・君のひとみは10000ボルト編」ご報告したいと思います。それでは、また。
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