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2021-05-24

誰でも描ける!アクリル絵画の優しい手ほどき「君の瞳は」編・人物の顔、瞳

レッサーパンダです。今年の前半は人生の大きな節目と様々な問題に翻弄されてきりきり舞いの半年となりました。その嵐もどうやら過ぎ去ろうとしています。日々の生活に少しだけゆとりが出てきました。

やっと作品作りに時間がとれるようになりました

そんな訳で、これまで放置状態だった作品作りにも少しずつ時間がとれるようになりました。休みがちだった絵画教室にも参加し、先生からのアドバイスや教室・参加者からの貴重な批評も聞けています。

久しぶりに絵画教室にでかけると、教室の他のメンバーの作品も確実にすすんでいました。

久しぶりに絵画教室にでかけると、教室の他のメンバーの作品も確実にすすんでいました。

歌にある「鳶色(とびいろ)」て、そもそもどんな色 ??

という訳で、やっと心にゆとりが出てきたので、これまで手が付いていなかった『人物の顔』に取り掛かることにしました。

鳶色ってどんな色?描きあぐねて、目の部分を白く塗りつぶしてしまいました。

鳶色ってどんな色?描きあぐねて、目の部分を白く塗りつぶしてしまいました。

試行錯誤しますが、ますます不細工な顔になっていきます(泣)

試行錯誤しますが、ますます不細工な顔になっていきます(泣)

これまで人物は沢山描いてきたのですが、何度描いても難しいのが顔。目元や鼻の位置、陰翳のほんの少しの加減で印象ががらりと変わります。よく見ると人の顔って本当に不思議、思わぬところにデコボコがあったり、顔が左右対称でなかったり複雑です。今回のテーマは「美人」それも『鳶色(とびいろ)の瞳』を持った美人ですから悩んでしまいます。

それにしても歌の歌詞にある『鳶色の瞳』ってどんな色でしょう??

合計7色の絵具を使って瞳を描く

お得意のウィキペディアでさっそく「鳶色」を検索してみると・・・「鳶色(とびいろ)は猛禽・トビの羽毛の色のような赤みの茶色である。」とのことでした。赤茶色のこと??何だか鷲や鷹の羽の色が目に入るのっていかがなものでしょう。3日間色々と悩んだ挙句こう結論しました。

「イメージは南欧系フランス人とアラブ人の混血」ということにしました。生粋のフランス人でもなく、エスニックな印象も与える複雑な瞳です。あえて茶色や黄土色を控えて、その代わりに「カドミウムイエロー」と「ライトブルー」を使った明るい瞳を描くことにしました。結局、悩み悩んで小さな瞳を描くのに6色の絵具を使うこととなりました。

思い切って自分なりの表現をすることにしました。ポイントは黄色とブルーです。

思い切って自分なりの表現をすることにしました。ポイントは黄色とブルーです。

試行錯誤の末にできあがった瞳はこんな感じです。ここから深みを増したいと思います。

試行錯誤の末にできあがった瞳はこんな感じです。ここから深みを増したいと思います。

 

この作品で秋の公募展に応募してみようと思います

デッサンから下塗りを経て、やっと本格的に色を加える段階に入ってきました。何だかお家で「すっぴん」でいた女性が、少しずつお化粧を施しお出かけの準備が整いつつある・・・そんな光景を見ているみたいです。レッサーパンダが言うのも変ですが「お化粧って本当に大事」なんですね。

この作品作り、昨年の5月から制作を開始してまる1年が経ってしまいました。このままでは、いつ完成するかわからない。そこで、具体的な目標を持つことにしました。秋に募集される公募展に出品することを決めました。レッサーパンダは、期限がないといつまでもダラダラ過ごしてしまう駄目な人なのです(笑)。作品に区切りをつけるためにも具体的な目標を持って制作に励みたいと思います。

10月までに完成させ、秋の公募展に応募することを目標にしました。

10月までに完成させ、秋の公募展に応募することを目標にしました。

出品する展覧会などが決まりましたら、またブログにご報告しようと思います。

今日は人物編、瞳の描き方についてのお話でした。それでは、また。

 

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